...H・ロッツェが元来情意の対象と考えられていた価値を...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...ロッツェの根本概念である処の交互作用も亦...
戸坂潤 「科学方法論」
...** ロッツェの『応用論理学』は事実...
戸坂潤 「科学方法論」
...即ちロッツェ自身が両者を区別した以上之を同一と考えることはロッツェに就いての解釈としては正しくない...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...事実ロッツェは『形而上学』に於て非空間的な心理要素から空間表象の一般的な性質―― Nebeneinander ――を導き出すことが不可能であるのを主張し(シュトゥンプフがロッツェに於て求めているものが正にそれの可能性である)...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...ロッツェの本来の主張はシュトゥンプフの解釈とは正反対に空間の根源性――シュトゥンプフ自身の求めているもの――そのものにあるのである...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...さて私はシュトゥンプフがロッツェとカントとに加えた批評を検べて見た...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...外界成立の範疇であればこそ空間は証明することの出来ない予想――ロッツェの場合――ともなり...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...ロッツェも云っているように色の次元とは要するに一つの比喩であるに過ぎない...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...ロッツェは空間上の定位(Lokalisation)を説明するのに...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...ロッツェ自身の云う処によると...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...一八八二年ロッツェの後を襲うてベルリン大学の教授となった...
戸坂潤 「辞典」
...)西南新カント学派はH・ロッツェの『論理学』(特にその「認識に就いて」の部分)に由来している...
戸坂潤 「辞典」
...ロッツェに於て直観空間は幾何学を基礎づけるものと考えられる...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...併しロッツェによれば直線に対して曲線が考えられる時...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...ロッツェの言葉を用いれば空間そのものを空間内の形像と見誤るからである...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...併しロッツェの云い現わす処は直観空間が必然的に三次元でなければならぬということに外ならない...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...あらゆる重大なことは凡(すべ)て「にもかかわらず(トロッツデム)」起る...
中島敦 「環礁」
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