...掘りあらされた空地(あきち)の草原をあちこちとキョロキョロと眺(なが)めわたした...
海野十三 「○○獣」
...谷山は、キョロキョロと、不安らしくあたりを見廻していたが、何も不安がる理由のないことをさとると、憎々しげにいい返した...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...キョロキョロとあたりを見まわしました...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
......
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...兎のやうに赤い眼の玉をキヨロキヨロさせ...
武田麟太郎 「日本三文オペラ」
...目だけはたえずキョロキョロとおちつきがなく...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...時にはエロキューションのやうな稽古もやつた...
寺田寅彦 「蓑田先生」
...かの時われは剛勇のヒュペーロキデース・*イチモネー...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...いつもキョロキョロと一定しなくて落ち付かない...
戸坂潤 「社会時評」
...ひとりでにキョロキョロするようになる...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...たいへんな雄弁術(エロキャンス)だった...
久生十蘭 「だいこん」
...快適とわかっていることを何一つしないで石彫りのコマ犬のように眼ばかりキロキロさせてひかえているお見舞というのは決して決して楽なものではないことよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...唯一人残つて眠つてゐた客が目をさましてキヨロキヨロするが...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...床の上でキョロキョロして御当人も驚いているんだ...
三好十郎 「好日」
...どうも――(キョロキョロと彼方此方を警戒しながら...
三好十郎 「好日」
...その日の用事をたした後で妙にお前がソワソワと落ちつきを失って歩きながらもキョロキョロとあちらを見たり...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...またその啼き声をボロキチといっている...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...霜(しも)で真白になっている軌条の左右をキョロキョロと見まわした...
夢野久作 「木魂」
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