...どてらはアドバルーンのように丸く膨(ふく)らんでいた...
海野十三 「蠅男」
...海のまんなかへ落ちるかもしれないアドバルーンなどで逃げるはずがありません...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...みんながアドバルーンに気をとられているすきに...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...広告気球(バルーン)のロープに着いて揚(あが)って行く切り抜きの広告文字(サイン)を見詰めた...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...今朝修繕するためにバルーンを降ろした時...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...バルーンを静かに降ろして下さい」喬介の言葉に...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...もうバルーンの用事は済みました...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...犯人はバルーンです...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...このバルーンのロープを兇器とする...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...バルーンの浮力は増大します...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...浮力の増したバルーンは...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...くっきりと浮び上った夢の様な広告気球(バルーン)は...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...ホテルやサルーンの燈火...
永井荷風 「夜あるき」
...船長さんにサルーンの出口で出逢(であ)うと総裁と御同行のはずだと誰か云ってたようでしたがと質問を受ける...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...もう一人の異人はサルーンで何かしきりに認(したた)め物(もの)をしている...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...その上の碧空にはアド・バルーンのやうな白い雲が二つ三つ浮かんでゐた...
野上豐一郎 「聖ロヨラ」
...船室(サルーン)の入口のところにかたまって手をたばねて傍観するほかはなかった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...チョップ・ハウスのサルーンで...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
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