...ビェリンスキーの美論は当時の読書界には少し高尚過ぎたから...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...「プリンス・オヴ・ウェールス岬とデジネフ岬のある中間でしょう」「正(まさ)にそのとおり!」と大佐は帆村の手を固く握った...
海野十三 「流線間諜」
...イギリスにおいてはマーチャント・プリンス(商売王)という言葉があるほどで...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...若い女優髷にした細君は派手なメリンスの巻蒲団に包んだ赤ん坊に乳をあてがつて睡つてゐた...
田中貢太郎 「あかんぼの首」
...黒の勝った新らしい模様の友禅メリンスの小さい幕を被(き)せた電灯が朧ろに霞んで見える...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...紅入りメリンスの帯を締め...
徳田秋声 「足迹」
...メリンスの着物をつんつるてんにきて...
豊島与志雄 「舞踏病」
...疎末(そまつ)な手織木綿(ておりもめん)であつてもメリンスの帶(おび)と前垂(まへだれ)とが彼等(かれら)を十分(ぶん)に粧(よそほ)うて居(ゐ)る...
長塚節 「土」
...プリンス・ジェロム湾のとある河口を汽船で三十マイルも遡らなきゃなりません...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...木内先生はメリンスの帶をおたいこにしめていました...
林芙美子 「クララ」
...メリンスのちゃんちゃんこを着て店へ出て来た...
林芙美子 「新版 放浪記」
...帯は赤と白のナッセンのメリンス...
林芙美子 「新版 放浪記」
...コマリンスクのお百姓!』という有名な唄をうたい出したりしたものだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...附紐(つけひも)のひら/\と長く垂(た)れたメリンスの着物にくるんだ赤ん坊を負ぶつた里行きらしいかみさんや...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...メリンス襦袢お送りいたしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そこの暗い海底のようなメリンスの山の隅では痩せた姙婦が青ざめた鰈(かれい)のように眼を光らせて沈んでいた...
横光利一 「街の底」
...薄汚れたメリンスの袂やらお太鼓結びの帯になった身なりは...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...プリンス・チャーミングって云うの...
渡辺温 「絵姿」
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