...そのリリシズムに於てであった...
太宰治 「虚構の春」
...事実数多く思想家達は平穏を求めてリリシズムに逃避して了った...
戸坂潤 「読書法」
...初期のリリシズムは実在的なものから自由に飛躍していたところに...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...リリシズムを実在的なものの上に求めて行ったのである...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...純粹なリリシズムが盛られて居るのに...
萩原朔太郎 「永遠の詩人」
...(そしてリリシズムを無くした時代に...
萩原朔太郎 「永遠の詩人」
...蕪村の最も好んだリリシズムであるが...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...その郷愁を白い雲にイメージする英吉利(イギリス)文学のリリシズムは...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...故にそのリリシズムを理解しない限りにおいて...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...そしてこのリリシズムは...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...そのリリシズムと同じように...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...本能的なリリシズムを詩情させたことは疑ひない...
萩原朔太郎 「月の詩情」
...その精神には健全で浪漫的な青春のリリシズムが情操して居た...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...日本人の民族的リリシズムとも言ふべき...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...音楽としての散文化(リリシズムの喪失)を意味するからである...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...そこから生ずるリリシズムがルネサンス的人間を特徴附けている...
三木清 「人生論ノート」
...もとのリリシズムの一層たかめられた実質での私たちの生活というもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...リリシズムは上海だけに残っているのだ...
横光利一 「欧洲紀行」
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