...そのリリシズムに於てであった...
太宰治 「虚構の春」
...針金で支へられたカーネーシヨンをコツプに投げいれたみたいな女学生くさいリリシズムを...
太宰治 「津軽」
...初期のリリシズムは実在的なものから自由に飛躍していたところに...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...リリシズムを実在的なものの上に求めて行ったのである...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...本質には別の人間的なリリシズムが歌われているのである...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...本質的の意味のリリシズムが精神している...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...同じ一つのリリシズムでしかない...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...芭蕉の詩情するリリシズムの咏嘆がよく現われている...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...そのリリシズムと同じように...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...或る象徴的なリリシズムで表象している...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...本能的なリリシズムを詩情させたことは疑ひない...
萩原朔太郎 「月の詩情」
...一層哀切にやるせないリリシズムを痛感し...
萩原朔太郎 「月の詩情」
...その精神には健全で浪漫的な青春のリリシズムが情操して居た...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...しかしそこにはまだ純情のリリシズムと感傷性とが流れて居た...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...全然リリシズムといふものが無いのである...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...大衆が既にその心のリリシズムを喪失して...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...そこから生ずるリリシズムがルネサンス的人間を特徴附けてゐる...
三木清 「人生論ノート」
...そこから生ずるリリシズムがルネサンス的人間を特徴附けている...
三木清 「人生論ノート」
便利!手書き漢字入力検索