...まだ私たちの記憶の中にその泣きたくなるまでに抒情的(リリカル)な響が尾を曳いてゐる...
アポリネエル Guillaume Apollinaire 堀辰雄訳 「青い眼」
...叙情的(リリカル)な調子(トーン)のある……畢竟(つまり)周囲(あたり)の空気がロマンチツクだから...
石川啄木 「鳥影」
...叙情的(リリカル)な調子(トーン)のある……畢竟周圍の空氣がロマンチックだから...
石川啄木 「鳥影」
...とてもリリカルにしみて来たのだ...
太宰治 「女の決闘」
...こうした子守唄のもつリリカルなポエジイを...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...咏嘆的リリカルな音楽や節奏やを...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...故にリリカル(抒情詩的)という言葉は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...エピカルとリリカルとの...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...リリカルな詩情に対する...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...*抒情詩的(リリカル)な感情と叙事詩的(エピカル)な精神とが...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...抒情詩的(リリカル)の詩人も...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...抒情詩的精神(リリカルソート)と叙事詩的精神(エピカルソート)との対流であり...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...即ち抒情詩的精神(リリカルソート)と叙事詩的精神(エピカルソート)の対立がない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...もつともリリカルの夢を表象してゐる...
萩原朔太郎 「宿命」
...それが特殊にまたリリカルであり...
萩原朔太郎 「冬の情緒」
...そしてさういつたものがこの小説の調子をリリカルなものにさへしてゐる位だ...
堀辰雄 「ヴェランダにて」
...リリカルな効果とかそんなものでは安心しない深く真面目な芸術家としての感覚をもっている...
宮本百合子 「窪川稲子のこと」
...以て叙情詩人の「リリカル...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
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