...黒潮越えて)その繰返し(リフレイン)で...
田中英光 「オリンポスの果実」
...あばあれ」というのがこの愉快な歌のリフレインになっていたのである...
寺田寅彦 「田丸先生の追憶」
...その終わりにはかの全く無意味でそして最も平民的なはやしのリフレインが朗々と付け加えられたのである...
寺田寅彦 「蓄音機」
...この命がけで書き残された稀有(けう)の美しい一大詩編の各章ごとに規則正しく繰り返されるリフレインでありトニカでなければならない...
寺田寅彦 「備忘録」
...This terror, then, this darkness of the mind,Not sunrise with its flaring spokes of light,Nor glittering arrows of morning can disperse,But only Nature's aspect and her law,この句は後にもしばしばリフレインとして繰り返さるる...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...そして前にあげた四行のリフレインが再び繰り返されている...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...わたしのあらゆる考察のしめ括りとなるリフレインだった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...………………………………………意味のない畳句(リフレイン)が...
富永太郎 「鳥獣剥製所」
...語音のリフレインの繰り返しであって...
中井正一 「色彩映画のシナリオ」
...そのリフレインの主題の役目をもっていたのである...
中井正一 「色彩映画のシナリオ」
...これまでリフレインとしてあった帆の赤さが...
中井正一 「色彩映画のシナリオ」
...色の韻律のリフレインのテーマとして...
中井正一 「色彩映画のシナリオ」
...二つの声のリフレインが響いています...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...第二節の終りにリフレインとなっていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...リフレインのついた小さなうたがきこえています...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...リフレインは余りおさせしまいと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...トルストイが「然しかの山々は」というリズミカルなリフレインで「コーカサス」を描き出したそのテレクをなつかしく眺めて山にさしかかりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...『釈日本紀』の引用した説によると歌曲の終わりに「万年阿良礼(よろずとせアラレ)」という「繰り返し(リフレイン)」がつくので...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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