...(一月三十一日)誤訳カアライルが独逸(ドイツ)文の翻訳に誤訳指摘を試みしはデ・クインシイがさかしらなり...
芥川龍之介 「骨董羹」
...カーライルの『英雄崇拝論』を繙(ひもと)いてみると...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...「論者とカライルと自分との相違點」とか...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...先日カーライルの伝を読んで感じました...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...そのことをカーライルにいった...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...しかしながらその間に己(おのれ)で己(おのれ)に帰っていうに「トーマス・カーライルよ...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...カーライルは非常な遺物を遺してくれた人ではないか...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...カーライルいわずや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...カーライルはおらぬ...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...現にカーライルがこの家(いえ)に引き移った晩尋ねて来たという事がカーライルの記録に書いてある...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...またハントがカーライルの細君にシェレーの塑像(そぞう)を贈ったという事も知れている...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...ただカーライルの旧廬(きゅうろ)のみは六ペンスを払えば何人(なんびと)でもまた何時(なんどき)でも随意に観覧が出来る...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...カーライルの細君はある年二十五銭ばかりの胡桃を得たそうだ...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...カーライルは面目を失わなかったと云うんだが随分御念の入った親切もあったもんだ」「カーライルの事なら...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...彼のカーライルは...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...カーライルが、かつてゲーテを賞(ほ)めたなかに、青年はとかくシラーに憧憬(あこが)れて、ゲーテを疎(うと)んずるの傾向があるが、三十歳に至れば、思慮(しりょ)もやや熟(じゅく)し、人生のなにものたるかもいくぶんか判明し、ここにおいてかゲーテの偉大なることを認めてシラーの若気(わかげ)を捨てるにいたると説いてあるが、僕は今日(こんにち)三十よりむしろ四十に近い年になるが、ゲーテとシラーのいずれを好んで読むかといえば、まだシラーを選ぶの心地(ここち)する...
新渡戸稲造 「自警録」
...カーライルというのはあらゆる場合に渾名をつける大先生ですから...
深瀬基寛 「悦しき知識」
...此理必しもカライル氏を待ちて後に知る程の秘密に非ず...
山路愛山 「英雄論」
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