...四馬剣尺はヨタヨタとその縄梯子に手をかけた...
海野十三 「少年探偵長」
...トヨタマ姫の命が御自身で出ておいでになつて申しますには...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...われわれはギヨタンの機械が上流階級をついばむのを欲しない...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...酔客、ヨタモノ、パンスケ、男娼、などなどの怪物が横行していて、常人は足をふみ入れかねる...
豊島与志雄 「ジャングル頭」
...「ヨタさんとは違うさ...
豊島与志雄 「慾」
...ヨタばかりと限ったものではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...ブリキ中のガサガサくらいのヨタ者御定連(ごじょうれん)が席につき...
中里介山 「大菩薩峠」
...みな見るところのヨタを並べますと...
中里介山 「大菩薩峠」
...ヨタヨタと周平のいるほうへ歩いてきた...
久生十蘭 「春の山」
...蒲田のヨタ者の来演に応援して「海と与太者」に出づっぱりの...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...もうヨタ/\してるのはやめて大いに働くべし!十一月二十九日(日曜)十時半起き...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...三百名のエキストラ――これが老人ばかりでヨタ/\と走ってゐる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ヨタ/\としてしまつて...
牧野信一 「熱い砂の上」
...その雑誌丸出しの内容に輪をかけたケレンやヨタ交りに...
夢野久作 「近世快人伝」
...「ヨタでも座頭唄でもない...
夢野久作 「近世快人伝」
...ヨタを飛ばして煙に巻いたりするような小細工もしない...
夢野久作 「近世快人伝」
...……ナアニ……ヨタじゃないったら……恐ろしく疑い深い読者だね君は……虚構(うそ)だと思うならイツ何時(なんどき)でも本人に紹介してやるよ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...真赤な真赤な金箔(きんぱく)付のヨタなんだよ……アハ……アハ……併し決して悪気で云ったんじゃないんだよ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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