...これがすなわちトキまたはユタと称するものであります(そして後には神人にしてこれを職業とするものも出るようになりました)...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...ユタという語とユンタ(しゃべる)という語との間には内容上の関係があるかもしれません...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...このユタという言葉は『オモロ双紙』や『女官御双紙』のような古い本の中にも一向見当らない言葉で...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...時の政治家がトキユタの跋扈(ばっこ)を憂いこれを抑えようとしてやりそこなって一層跋扈(ばっこ)させたという口碑があります...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...さてこの教祖の犠牲によってトキユタはますます盛んになったとのことであります...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...そして今日に至るまで沖縄のユタは武久田大時をその開祖のように思っています...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...今まで個人的に活動していたユタが明治の初年頃から結社をする傾向を生じたことであります...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...フランケンシユタイン博士が墓場から盜んで來た澤山の人間の屍體のいい部分だけ集めて...
海野十三 「恐怖について」
...京都大学教授から受売りのアインシユタインの相対性原理の講釈とを...
薄田泣菫 「黒猫」
...このユタの地を雲のように覆う秘密結社ほど戦慄させるものはないだろう...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...沙漠の真中にあるユタ大学に三日...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...ソロソロクルシ.ヒグレト共ニ凡テオハラン.ユタカ...
松濤明 「槍ガ岳」
...ユタカの国といふ大へん美しい国につきました...
宮原晃一郎 「虹猫の大女退治」
...それがトキとノロとユタと...
柳田国男 「年中行事覚書」
...今の琉球(りゅうきゅう)のユタなどを包括して...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...ユタというのは、カミンチェとも言われているが、カミは神のことで、神がかりのした女のことを言うのである...
山之口貘 「私の青年時代」
...沖縄ではこのユタを家に招いてなにかと願を立てた...
山之口貘 「私の青年時代」
...そのときユタはぼくの口真似をして...
山之口貘 「私の青年時代」
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