...腰かけている赤肌の松の巨木をユサユサと揺(ゆさ)ぶった...
徳永直 「冬枯れ」
...前こごみになってユサユサと戻って来る...
三好十郎 「おりき」
...幹も根もとのところからユサユサとゆすぶりたてられている姿を見ていて私はこの木がこうして立っている姿を...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...御本堂がユサユサと家鳴(やな)り震動して天井から砂が降ったり...
夢野久作 「名娼満月」
...いきなり梅の枝をユサユサ揺すって...
吉川英治 「宮本武蔵」
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