例文・使い方一覧でみる「ヤナギ」の意味


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...あの月は竪琴(たてごと)のかかっているヤナギの木のあいだから...   あの月は竪琴のかかっているヤナギの木のあいだからの読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」

...大通りのヤナギのかげで汗をふきながら...   大通りのヤナギのかげで汗をふきながらの読み方
海野十三 「金属人間」

...ヤナギの木かげから腰をあげた...   ヤナギの木かげから腰をあげたの読み方
海野十三 「金属人間」

...ヤナギマメは、キザミ昆布(こんぶ)(これがヤナギ)と豆の煮つけ...   ヤナギマメは、キザミ昆布と豆の煮つけの読み方
高見順 「いやな感じ」

...ヤナギやポプラの木に取り囲まれた小さい灰色の教会で教えられたとおり...   ヤナギやポプラの木に取り囲まれた小さい灰色の教会で教えられたとおりの読み方
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」

...日本ではネコ・ヤナギというのだ...   日本ではネコ・ヤナギというのだの読み方
野上豊一郎 「吹雪のユンクフラウ」

...「杉(スギ)」「萩(ハギ)」「柳(ヤナギ)」「蓬(ヨモギ)」「過ぎ」などの「ぎ」には(乙)類の文字を用いて...   「杉」「萩」「柳」「蓬」「過ぎ」などの「ぎ」には類の文字を用いての読み方
橋本進吉 「国語音韻の変遷」

...それから莖までがオイランサウの花のやうな紅い色をしてゐるのはヤナギラン...   それから莖までがオイランサウの花のやうな紅い色をしてゐるのはヤナギランの読み方
堀辰雄 「牧歌」

...ここまで目あてにして来たヤナギの木群れは...   ここまで目あてにして来たヤナギの木群れはの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...久内清孝(ひさうちきよたか)君がこのヤナギについて「此世からさへ嫌はれて深く心を奥の院渡らぬ先に渡られぬみめうの橋の危うさも後世のみせしめ蛇柳や」(巣林子(そうりんし)『女人堂高野山心中万年草(にょにんどうこうやさんしんじゅうまんねんぐさ)』)の書き出しで...   久内清孝君がこのヤナギについて「此世からさへ嫌はれて深く心を奥の院渡らぬ先に渡られぬみめうの橋の危うさも後世のみせしめ蛇柳や」『女人堂高野山心中万年草』)の書き出しでの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...上のような由来をもったヤナギであったのだから...   上のような由来をもったヤナギであったのだからの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...またこれをムカシヨモギ一名ヤナギヨモギ一名ウタヨモギと称する小野蘭山(おのらんざん)の誤りも...   またこれをムカシヨモギ一名ヤナギヨモギ一名ウタヨモギと称する小野蘭山の誤りもの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...そしてこの※なる花序を有するものはヤナギ...   そしてこの※なる花序を有するものはヤナギの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...私はそこのヤナギの木に倚りかかつて...   私はそこのヤナギの木に倚りかかつての読み方
牧野富太郎 「ムジナモ発見物語り」

...ポレヤナギが沢山に自生しているのを見た...   ポレヤナギが沢山に自生しているのを見たの読み方
牧野富太郎 「利尻山とその植物」

...十日、いよいよ利尻山に登山するために、鴛泊の宿を払暁に出発した、同行は例の四人の外に人足がたしか七人か八人かであろう、つまり一人に就て人足二人位の割合であったように思うている、とにかく弁当やら、草の入れ物やら、あるいは余が使用する押紙などを、沢山に持たしたのであるから、普通の人の登山に較べたら、人足の数もよほど多かったであろうと思う、鴛泊の町を宿屋から南東に向って、五、六町も行ってから、右の方に折れたように思う、一体は宿を出でて間もなく、右に曲りて登るのが利尻山への本道であるらしいが、余らの一行は、途中で、ミズゴケを採る必要があるので、ミズゴケの沢山にあるという池の方へ廻ることになったために、こんな道筋を進んだのである、町はずれから右に折れて、幾町か爪先上りに進んで行けば、高原に出るが、草が深くて道は小さいので、やっと捜して行く位である、次第に進むに従って雑木やら、ネマガリダケ、ミヤコザサなどが段々生い繁って、人の丈よりも高い位であるからして、道は殆んど見ることが出来ないようなというよりも、道は全くないと言った方が宜いのである、そんなところを数町の間押分けながら進んで、漸く池のある所に出たが、無論この池の名はないのである、ミズゴケが沢山この辺にあるので、一同は充分に先ずこれを採集した、池の辺は、トドマツと、エゾマツが一番多くこの辺はすべて喬木林をなしている、その林中にある植物は、重(おも)なるものを数えて見ると、ミヤマシケシダ、シロバナニガナ、ツボスミレ、ホザキナナカマド、メシダ、オオメシダ、ジュウモンジシダ、ミヤママタタビ、サルナシ、バッコヤナギ、オオバノヨツバムグラ、テンナンショウ、ヒトリシズカ、ミツバベンケイソウ、ヒメジャゴケ、ウド、ザゼンソウ、ナンバンハコベ、ミヤマタニタデ、イワガネゼンマイなどである、この池から先きは、多少の斜面となっているので、その斜面を伝うて登れば先ず笹原である、笹原の次が雑木である、雑木の次がエゾマツとトドマツの密生している森林で、道は全く形もないのに傾斜はますます急である、一行はこの森林の中を非常な困難をして登ったのであるが、間もなく斜面が漸く緩になると同時に、森林が変じて笹原となって、終には谷に出ることが出来た...   十日、いよいよ利尻山に登山するために、鴛泊の宿を払暁に出発した、同行は例の四人の外に人足がたしか七人か八人かであろう、つまり一人に就て人足二人位の割合であったように思うている、とにかく弁当やら、草の入れ物やら、あるいは余が使用する押紙などを、沢山に持たしたのであるから、普通の人の登山に較べたら、人足の数もよほど多かったであろうと思う、鴛泊の町を宿屋から南東に向って、五、六町も行ってから、右の方に折れたように思う、一体は宿を出でて間もなく、右に曲りて登るのが利尻山への本道であるらしいが、余らの一行は、途中で、ミズゴケを採る必要があるので、ミズゴケの沢山にあるという池の方へ廻ることになったために、こんな道筋を進んだのである、町はずれから右に折れて、幾町か爪先上りに進んで行けば、高原に出るが、草が深くて道は小さいので、やっと捜して行く位である、次第に進むに従って雑木やら、ネマガリダケ、ミヤコザサなどが段々生い繁って、人の丈よりも高い位であるからして、道は殆んど見ることが出来ないようなというよりも、道は全くないと言った方が宜いのである、そんなところを数町の間押分けながら進んで、漸く池のある所に出たが、無論この池の名はないのである、ミズゴケが沢山この辺にあるので、一同は充分に先ずこれを採集した、池の辺は、トドマツと、エゾマツが一番多くこの辺はすべて喬木林をなしている、その林中にある植物は、重なるものを数えて見ると、ミヤマシケシダ、シロバナニガナ、ツボスミレ、ホザキナナカマド、メシダ、オオメシダ、ジュウモンジシダ、ミヤママタタビ、サルナシ、バッコヤナギ、オオバノヨツバムグラ、テンナンショウ、ヒトリシズカ、ミツバベンケイソウ、ヒメジャゴケ、ウド、ザゼンソウ、ナンバンハコベ、ミヤマタニタデ、イワガネゼンマイなどである、この池から先きは、多少の斜面となっているので、その斜面を伝うて登れば先ず笹原である、笹原の次が雑木である、雑木の次がエゾマツとトドマツの密生している森林で、道は全く形もないのに傾斜はますます急である、一行はこの森林の中を非常な困難をして登ったのであるが、間もなく斜面が漸く緩になると同時に、森林が変じて笹原となって、終には谷に出ることが出来たの読み方
牧野富太郎 「利尻山とその植物」

...湖(みずうみ)のほとりの大きなヤナギの茂(しげ)みにすわりこんで...   湖のほとりの大きなヤナギの茂みにすわりこんでの読み方
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」

...ヤナギがいちめんに生(は)えています...   ヤナギがいちめんに生えていますの読み方
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」

「ヤナギ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ヤナギ」

「ヤナギ」の英語の意味


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お年賀   一夜妻   うかつにも  

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