...モートルの音までがぴたりと停ってしまった...
海野十三 「生きている腸」
...「ロボット流行時代であるが、京都府宮津中学校の四年生岡山大助君という少年が今度、人造犬(じんぞういぬ)を発明した、これは犬の腹中(ふくちゅう)に電話器、モートル、電磁石、高圧器、真空管、スピーカー等を材料にして、でっちあげた機械がしかけてあるので、大助君の先生も手伝った...
海野十三 「人造物語」
...モートル仕掛けのセントバナド種型の犬を作りあげる...
海野十三 「人造物語」
...小型のモートルを選んで...
海野十三 「戦時旅行鞄」
...このモートルの重さだけでも...
海野十三 「戦時旅行鞄」
...モートルが動きだすと...
海野十三 「地球要塞」
...何十貫もあるモートルが木箱かなんぞのように楽々ととんできた...
海野十三 「地球を狙う者」
...このクレーンを動かすモートルと其の制動機とが据(す)えてあった...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...鳥渡(ちょっと)したモートルの開閉は充分できるのであった...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...クレーンはモートルでしか動けないんだ...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...5「矢張り、クレーンのスウィッチも、開いています」三人の男にさんざん世話をやかせ、漸(ようや)くわしのあとから、クレーンの上まで担(かつ)ぎあげられた政は、モートルの横の、配電盤をひと目見ると、恐(おそ)ろしそうに、そう云った...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...たとえばおもちゃのモートルを店屋でちょっとやってみる時はよく回るが買って来て五分もやればブラシの所がやけてもういけなくなる...
寺田寅彦 「断水の日」
...槌(つち)のような形をした物の中に小さい電動器(モートル)があってこれが回転すると槌がブルブルふるえる...
寺田寅彦 「話の種」
...なお五馬力のモートル三個を運転しているが...
寺田寅彦 「話の種」
...器械の桶の中に馬鈴薯を詰め込んで半馬力のモートルを運転させると...
寺田寅彦 「話の種」
...試みにモートル・ボートで...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...モートルのうなっているみたいな音が...
新美南吉 「嘘」
...そのヨダレが欲しさに生命(いのち)がけでモートル船に乗って随(つ)いて行きましたが...
夢野久作 「近世快人伝」
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