...自然とこのユーモアをマッシヴにモリモリと過剰にすることが出来る...
戸坂潤 「思想としての文学」
...そして恐ろしく難解な曲をモリモリ作って...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...モリモリ食べて長生きすれば...
野村胡堂 「胡堂百話」
...何てことをしやがるんだ」ガラッ八はモリモリ腹を立てます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...表替えでもしなきゃ追っつくまい」「へッ」八五郎はモリモリと鬢(びん)を掻きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...モリモリと押し進んでゐたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...去年の秋からモリモリ人氣が出て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...モリモリと闘志が湧き起こってきた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ポリポリ モリモリ かじるぞかじるわたしのうちをかじるな だれだ子どもたちは...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「ヘンゼルとグレーテル」
...モリモリと異常な活躍を始めたのは...
夢野久作 「少女地獄」
...最後的の威力をもってモリモリと爆発しかけて来たのであった...
夢野久作 「白菊」
...襟首を掴んでいる牛太郎の手の甲をモリモリと噛み千切(ちぎ)りざま...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...思い切ってモリモリモリと引き伸ばして...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...けれどもこの言葉が終るか終らぬかに変った若林博士の表情の物凄さ……只さえ青い顔が見る間に血の気(け)を喪(うしな)って白堊(はくあ)のように光りを失った額のまん中に青筋が二本モリモリと這い出した...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...終熄(しゅうそく)していた爆弾(ドン)漁業がモリモリと擡頭して来た...
夢野久作 「爆弾太平記」
...一しきりモリモリモリと音を立てて反(そ)りかえって来たと思う間もなく...
夢野久作 「復讐」
...白塗(しろぬり)に金銀宝石を鏤(ちりば)めた豪華な椅子や卓子(テーブル)がモリモリ並んでいる...
夢野久作 「冥土行進曲」
...太い青筋をモリモリと浮き上らせていたが...
夢野久作 「幽霊と推進機」
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