...志賀氏にもヒユウモラス・サイドはないのではない...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...小さくユーモラス 亀家ぽんたん漫才兎(うさぎ)家ひょうたんとあるのが...
高見順 「如何なる星の下に」
...ユウモラスな箇所が少くない...
太宰治 「『玩具』あとがき」
...医者は文学にも知識をもっているヒュモラスな博士(はかせ)で...
徳田秋声 「仮装人物」
...従ってユーモラスでもあり又悪戯好きでもあるようだ...
戸坂潤 「社会時評」
...僕はユーモラスの微笑を禁じ得なかつた...
萩原朔太郎 「追憶」
...ナンセンス音楽に特有するユーモラスの明朗性もない...
萩原朔太郎 「流行歌曲について」
...ユーモラスな味があったではなかろうか...
平林初之輔 「四月号の創作三つ」
...しかし彼の「鼻」はさういふ單にユウモラスなだけの物語ではなくなつてゐる...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...それから彼はヒユウマンでヒユウモラスな「父」(大正五年)「虱」(同上)「酒蟲(註二)」(同上)等の短篇を書いた後に...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...もう我慢は出来ない……」などゝ「離婚を強く覚悟」するあたりでは反つて主人公の気持からユーモラスな気分を感じさせられた...
牧野信一 「海浜日誌」
...ユーモラスで人気を集めている...
宮本百合子 「現代史の蝶つがい」
...ユーモラスという表現には...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...やきもちというようなややユーモラスな云いかたを借りるのですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...播州人のユーモア子供の時から「大屋(おおや)の横行話(よこゆきばなし)」というユーモラスな話を何度となく聞いている...
柳田国男 「故郷七十年」
...一心太助の江戸ッ子に於けるソレよりも遥かにユーモラスな...
夢野久作 「近世快人伝」
...特種なユーモラスと機智と功利主義とを以てするのが言い合わせたように同型である...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索