...歴史的推移に於ける二つのモメントの力関係を云い表わしているに外ならない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...イデオロギーの実証的モメントと批評的モメントとの連関...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...主観的モメントから客観的モメントへ出て行けないのは当然なことなのである...
戸坂潤 「技術の哲学」
...なる程技術の主観的モメント・主観的存在様式・だけを抽象して見れば一応そう云えなくはないだろう...
戸坂潤 「技術の哲学」
...それの外部的モメント――自然科学の歴史的社会的存在――と...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...市井的なモメントへ移行しなければならなくなる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...存在の形式(モメント)としての範疇に対して...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...内容と形式という二つのモメントを区別することが出来...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...夫がこの論理という媒介機能の一モメントとなることによって媒介されたものでなければならぬと共に...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...茲でも亦吾々は唯物論と弁証法との二つのモメントを区別して行かねばならぬ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...社会が歴史的に経過して来た処の諸モメント――夫が歴史記述によって跡づけられるのである――が...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...作者が全然自覚していなかった心理的なモメント――新しく自分におこって来ている恋愛のあいてとその人との間にある思いが...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)」
...帝国主義戦争によって生じるあらゆる矛盾のモメントを内国的にはプロレタリア解放のために有利に強力に転化せしめることであり...
宮本百合子 「一連の非プロレタリア的作品」
...自己と文学との歴史的展開のモメントをとらえきれなかった...
宮本百合子 「歌声よ、おこれ」
...生み出させるようなモメントを提出してゆくことであると思う...
宮本百合子 「現代文学の広場」
...ソヴェトのプロレタリア作家達は反ソヴェト・カンパニアというモメントから...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...そういう最も内奥的なモメントはとりあげられて居ませんものね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...人間をつまらなくしてしまうモメントというものは何と毎日に溢れているでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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