...次にカザモツワケノオシヲの神をお生みになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...生憎(あひにく)な事にモツアルトはその折懐中(ふところ)に少しも持合せてゐなかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...瘤取りムカシ ムカシノオ話ヨミギノ ホホニ ジヤマツケナコブヲ モツテル オヂイサンこのお爺さんは...
太宰治 「お伽草紙」
...『自己たれ』『自己に真実なれ』かういふモツトオは...
田山録弥 「自他の融合」
...事実を現象そのまゝに見てゐるのはモツトオであり...
田山録弥 「小説新論」
......
中島敦 「和歌でない歌」
...トウサンノ トコロヘ ホンヲ モツテ イキマシタ...
新美南吉 「センセイノ コ」
...ケイキキユウハ ナント イフ リツパナ マルイ カゲヲ モツテ ヰル コトデセウ...
新美南吉 「タレノ カゲ」
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野口雨情 「未刊童謡」
...彼は毛布を被つて釣床(ハンモツク)の中で石になつた...
牧野信一 「籔のほとり」
...モツと不思議なのは木を三本斯う云ふ工合に寄せ...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...一昼夜どうやらモツのですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そのモツレだなあ...
三好十郎 「樹氷」
...ボンコチヤンノリボンヲ前ヨリモモツトモツトキレイナノニトリカヘテ...
村山籌子 「バウシ ノ ユクヘ」
...されどモツアルトはみづから美しく強き夢の裡(うち)より其調を得たりといへり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...家の中のハンモツクに...
吉川英治 「折々の記」
...これに懲(こり)て今度はモツト気をつけるが好(い)い...
若松賤子 「黄金機会」
...そうしてパウモツ諸島とマルキーズ諸島との間を通って...
和辻哲郎 「鎖国」
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