...決して欲ばらないということをモットーにしているのによる...
海野十三 「生きている腸」
...自由主義者のモットーであった...
江戸川乱歩 「影男」
...私ははなはだ僣越ながら自家の製品を日本一というモットーを掲げているが...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...誠実と研究をモットーに世の中が挙げて...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...夏目漱石の最後のモットーが「去私則天」であり...
相馬御風 「獨愁」
...あのスペンサーの数行をわたしの小屋のモットーとしてもつのを誇りとするであろう――「到り着きてかれらはそのささやかなる家をみたす人ひとりあらぬところにては...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...「ケトーの真似ばかりするな」これが同君のモットーであった...
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」
...広義国防提唱時代のモットーであった...
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」
...文化批判(科学)をモットーとしての活躍なのだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...こうした哲学に基いた文化政策上のモットーなのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...ただ所謂現象学の方が「事物そのものに肉迫する」ことをモットーとするのに反して...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...さらに私の方はまた年少ながら意気な江戸伝来の文明世界を好んで描かんとしている洒落と寛容とがモットーの作者くずれときてはどう野暮に誰を怨み...
正岡容 「わが寄席青春録」
...恐らくマルクス主義のモットーを作り得るであろう...
三木清 「科学批判の課題」
...」といふパスカルの句が進歩の思想のモットーとして引かれるのも...
三木清 「歴史哲學」
...こうしたモットーの前に進んで来たのであった...
山本実彦 「十五年」
...すなわち「捨身成仏(しゃしんじょうぶつ)」が芸道の根本精神でなければならぬ……というのが翁自身のモットーであり...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...研究の自由をモットーとしているこの大学の中で...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...学園生活のモットーたるべきものを選んで...
和辻哲郎 「孔子」
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