...あのモズモズした無愛想な男...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...その時に鹿の耳の中からモズが飛び出したから地名とするという...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...御陵はモズにあります...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...御陵はモズ野にあるということです...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...モズが蛙(かえる)やイナゴを捕えて食い...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...空は緑がかった青にすみきり、鳥がわたり、モズが鳴き、赤トンボが群をなして低く飛ぶ...
高村光太郎 「山の秋」
...突キ出シニ予等ハ滝川ドウフ、浄吉ハ枝豆、颯子ハモズク...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...△朝早くから、いろ/\の小鳥がやつてくる、――モズ、ヒヨ、メジロ、シヂユウガラ、ミソサヾイ――スヾメも時々くればよいのに...
種田山頭火 「其中日記」
...彼らは具合わるくモズモズした...
長谷川時雨 「木魚の配偶」
...中モズといふ南海沿線のグランドへ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...あくまでモズモズとしたおかしみで押し通しました...
正岡容 「初看板」
...誰だ?男 ……花岡 おい!男 ……村子 どうしたの? 誰?男 ……(モズリと身じろぎをする)花岡 動くな! (尻のポケットから取り出した小型のピストルが右手の中で黒く光る)男 ……(口の中でなにかいっているが...
三好十郎 「胎内」
...モズリモズリと動く...
三好十郎 「胎内」
...モズリモズリとからだを動かして...
三好十郎 「胎内」
...(先程から男の腕の中でモズモズしてゐた幼児が泣き出す)トヨ ああ...
三好十郎 「妻恋行」
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