...(二葉亭は『倫敦(ロンドン)タイムス』『ノーウ・オウレーミヤ』『モスコー・ウェドモスチ』等の英露及び支那日本の外字新聞数十種に常に眼を晒(さ)らしていた...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...すぐモスコー(ソビエトの首府)によびかえされて...
海野十三 「太平洋魔城」
...莫斯科(モスコー)の芸術座の近くでゴリキイが料理屋に入つてゐると...
薄田泣菫 「茶話」
...新寺院―― again ! ――円屋(ドーム)が遠く霞んで窓から見るモスコーは模糊としている...
谷譲次 「踊る地平線」
...――果して当時のモスコーからの情報によれば...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その後モスコーを経て...
中里介山 「大菩薩峠」
...モスコーを経てペテレスブルグに至って...
中里介山 「大菩薩峠」
...モスコーを出發し...
中谷宇吉郎 「冬ごもり」
...例えば「モスコーの想い出」のようなものは...
野村胡堂 「楽聖物語」
...母親がモスコー婦人会の書記のやうな事をしてゐて...
林芙美子 「シベリヤの三等列車」
...モスコーの犯人と同一であるか否かはともかく...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...モスコー出発を一日延ばし...
三浦環 「お蝶夫人」
...十二月二日にはモスコーで「お蝶夫人」をうたう約束なので...
三浦環 「お蝶夫人」
...高岡只一がモスコウの共産大学にいた間に何をしていたかと一言云ったらモスコーの学生生活の一番の特長は...
宮本百合子 「共産党公判を傍聴して」
...コルニコフというのが本名です……モスコーの大学に這入(はい)って...
夢野久作 「死後の恋」
...リヤトニコフは私と同じモスコー生れだと云っておりましたが...
夢野久作 「死後の恋」
...それは旧露西亜(ロシア)のモスコー大学に属する心霊学界の非売雑誌に発表された新学説の抄訳紹介で「自分の魂に呼びかけられる実例」と題する論文であったが...
夢野久作 「木魂」
...欧洲政局の裡面が最よく見透かされ得るモスコーに居なければわからないであろう...
夢野久作 「人間レコード」
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