...モザイク模様のなかに...
犬養健 「亜剌比亜人エルアフイ」
...屋根に近いところに、モザイクで、赤バラの花一輪がはめられると、この建物は盛装(せいそう)をこらした花嫁さんのようになった...
海野十三 「一坪館」
...燕尾服(えんびふく)を着けて跛(びっこ)を曳き曳き舞踏場の嵌木細工(モザイク)を踏む...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...嵌文細工(モザイク)の道しか残された部屋はないのであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...長い「海のモザイク」だった...
谷譲次 「踊る地平線」
...果てもない氷海を張りつめた流氷のモザイクの一片に乗っかって親子連れの白熊が不思議そうにこっちをながめている...
寺田寅彦 「空想日録」
...イタリア風のモザイクの床が美しく...
野上豐一郎 「聖ロヨラ」
...その先は美しいモザイクの敷石で中庭になって居り...
野上豊一郎 「パラティーノ」
...大理石のモザイクの上に立った...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...モザイク風に、凡ゆる角度から、出来るだけ忠実に詳細に記述して行きたい...
牧逸馬 「運命のSOS」
...土人が作った貴石のモザイク品に...
南方熊楠 「十二支考」
...おれの考へてゐるのは対称はとりながらごく不規則なモザイクにしてその境を一尺のみちに練瓦をジグザグに埋めてそこへまっ白な石灰をつめこむ...
宮沢賢治 「花壇工作」
...扉(ドア)の内側は豪華なモザイクのタイルを張詰めた玄関になっていた...
夢野久作 「冥土行進曲」
...その他の床には細かいモザイクの模様が描かれている...
横光利一 「欧洲紀行」
...初めて見るビザンチン式の建築やモザイクの壁画はゴシツクやルネツサンス式以外に古雅な特色を有(も)つて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...モザイクの製造所其他(そのた)を二三縦覧して土産物を買はせられたのに懲りて...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...けれどこの生活モザイクが自分にはちっとも矛盾でもふしぎでもないのだった...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...一堂の夕闇をモザイクして...
吉川英治 「随筆 新平家」
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