...いつも口をモグモグさせては...
海野十三 「西湖の屍人」
...そいつをモグモグと口の中に押しかえして黙っちまう...
海野十三 「電気看板の神経」
...モグモグと何か云った...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...今はどこへも……」と口の中でモグモグ云う...
江戸川乱歩 「鬼」
...口をモグモグやるばかりで...
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...口をモグモグやってるな...
江戸川乱歩 「影男」
...ガラスの向こうの男の口がモグモグ動いた...
江戸川乱歩 「影男」
...口をモグモグさせながら...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...モグモグうごいています...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...麩(ふ)に飽きた金魚のように口をモグモグさせながらも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「主人が死んでトクになる人は?」「――」番頭は口を緘(つぐ)んでモグモグさせます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...モグモグと辯解をしてゐるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...だから彼は結構それで満足してモグモグやりながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...羊羹をモグモグやりながら...
牧野信一 「公園へ行く道」
...皆のあとへ従いてそのお経をモグモグ口の中で誦んだ...
正岡容 「小説 圓朝」
...口ばかりいたずらにモグモグとしていた...
正岡容 「寄席」
...ヘ!房代 なんですの?省三 ふっ! (モグモグと食っている...
三好十郎 「冒した者」
...頭の禿げた婆さんは口をモグモグさせながら...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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