...彼はこれまでの事件についてのメモを書き綴(つづ)った...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...一三 ソバノ木、カナメモチ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...懇ろな祈文(メモアール)を捧げた...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...昭和十五年といえば、まだアメリカとの戦争前だから、物資も、それ程不足していなかった、ということも、このメモで分る...
古川緑波 「富士屋ホテル」
...あさ十一時にわたくしの秘書を訪ねて来るように」メモが拒絶されたかのように...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...金を無心するメモを同封する...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...小包みは宝石としてかなり高価なものだと思う』グレイはこのメモを火にくべて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...まず友人にメモを書かせて下さい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...小箱のメモにそう書いてありました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...でもメモのことは知るまい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...例のメモが骨子になっているだけに...
前田多門 「「人間宣言」のうちそと」
...正称アカメモチ、誤称カナメモチ今一般に生籬(いけがき)に作られているカナメだとか、カナメモチだとかいっている者は実はカナメでも無ければまたカナメモチでも無く、これは宜(よろ)しくアカメあるいはアカメモチと為すべき者である...
牧野富太郎 「植物記」
...そのおりおり念頭に浮んで来た何冊かの本をノートしただけのこの短いメモを...
宮本百合子 「科学の常識のため」
...たとえば日記から、手紙から、メモから生活、文学いろいろの面にふれたものを収めてゆくのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あと……」***(注・日記には次のように記された太宰治自筆のメモが貼ってある...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...警官はメモのような紙片を見ながら...
山本周五郎 「季節のない街」
...簡単におたねからメモを取ると...
山本周五郎 「季節のない街」
...雑記帳へメモも取っていたが...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索