...二十一)を僕のメモランダムとすれば...
小穴隆一 「二つの繪」
...手帖にあつたメモ古い手帖のなかの芥川に關するものを拾つてみる...
小穴隆一 「二つの繪」
...多分小学生用のらしいのだが安いので買ってメモ用に使っている...
高見順 「如何なる星の下に」
...その上、「あなた、メモ貸して、ミイのアドレス書く」と、だぼはぜ嬢が切り出し、また、続けて、二三人が、達者な英語で、御自分のアドレスを書いてくれました...
田中英光 「オリンポスの果実」
......
坪井正五郎 「コロボックル北海道に住みしなるべし」
...ビュルゲルはいきなり小さなメモ帳の助けを借りてこの件を上の城で解決してやろうといい出したのであった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...バルベイの死後公にせられた「メモランダ」は...
ライナア・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「モオリス・ド・ゲラン」
...あさ十一時にわたくしの秘書を訪ねて来るように」メモが拒絶されたかのように...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...召使いがメモを差し出したときだった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...メイフェア新聞の編集長からメモを持ってきた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...男爵がメモを読みながら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...メモしておきます」「そうしてください...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...ここへ来れない場合、朝ジョリ氏に電話するから」老婦が指し示す先に、番号が電話の上に書いてあり、メモした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...このメモを渡しますから夜十一時過ぎにいらしてください...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...この日は何のなすこともなく、日を暮らすのも勿体ないという相談から、一同打連れて近傍の植物採集に出かけたのが、殆んど四時頃であったろうと思う、大泊村の海岸へ行(おもむ)いた、鴛泊から西の方に当って、おおよそ五、六丁位の所である、人家は格別沢山もないが、所々に漁業をなすものの家が幾軒ずつか散在している位である、その海岸に小さな岡があるので、その岡の上に登って見渡したところが、一帯に島の中央に向って高原的の地勢をなしている、海岸の所はあるいは岩壁もあるし、あるいは浜となっているところもある、また海岸は雑木の生えているところもあれば、草原となっているところもあるが、とにかく森林をなしているほどのところは海岸から少し隔っている、その森林の樹木は、エゾマツとトドマツといっても宜しいのである、今申した海岸の小さな岡の辺で採集した植物は先ずこんなものである、ヨモギ、アキノキリンソウ、カワラナデシコ、シロワレモコウ、ハギ、ウシノケグサ、オタカラコウ、アキカラマツ、キタミアザミ、マイヅルソウ、ツルウメモドキ、ツタウルシ、ハナウド、ススキ、スゲ、サマニヨモギ、エゾノヨモギギク、ヤマハハコ、ハマシャシン(ツリガネニンジンの一品)、カワラマツバ、オオヤマフスマ、イワガリヤス、ナワシロイチゴ、コウゾリナ、クサフジ、などである、その内で、エゾノヨモギギクは日本での珍品といって宜しい植物である、それからこの岡の下で、チシマフウロを採集した、岡の北面の絶壁を海の方に向いて、下った所、岩壁の腰のあたりには、ポレヤナギが沢山に自生しているのを見た、それから、エゾイヌナズナは、丁度イワレンゲのように沢山生えておった、エゾノヒナノウスツボ、エゾハマハタザオ、ウシノケグサ、エゾオオバコ、ツメクサ、ノコギリソウ、イワレンゲなども、この辺に沢山あるし、中にも眼に付いたのは、シロヨモギの色が殆んど霜のように白かったのである、こんな草の生えているその下は、直ぐに波に打たれているのである、岩の上部には、オタカラコウ、ツタウルシ、シロワレモコウ、エゾオトギリなどが多く生えていて、ガンコウランもこの辺に生じているのを見た...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...後は見舞客のアドレスのメモで...
三浦環 「お蝶夫人」
...それよりも彼自身の調査を葉書大のメモに何百枚も書き入れたノートが大切なのである...
柳田国男 「故郷七十年」
...雑記帳へメモも取っていたが...
吉川英治 「随筆 新平家」
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