...嫌がってメソメソ鳴く犬を再度引き離した...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「絞首刑」
...あとからウジウジとメソメソと文句をつけて行くような小説だ...
高見順 「如何なる星の下に」
...ヒトリ伏シテメソメソ泣イテイル...
太宰治 「創生記」
...」お庄はメソメソしながら...
徳田秋声 「足迹」
...メソメソ泣き出さなくて済んだわけである...
戸坂潤 「社会時評」
...幽香子は毎日メソメソ泣いて居ようと自分の室(へや)でピアノばかり叩いて居ようと...
野村胡堂 「死の舞踏」
...メソメソ、グズグズ、ブツブツ、ウジウジしているのが女らしい女としたのであろう...
長谷川時雨 「西川小りん」
...お艶にふられてメソメソしているこの俺なら...
正岡容 「寄席」
...メソメソしねえで...
三好十郎 「おりき」
...いゝ加減そんなメソメソした事は聞き飽きてよ...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...もうおとついか昨日からさんざんナニしてるんだけど――(メソメソ泣きはじめる)金吾 泣かねえでもいい...
三好十郎 「樹氷」
...メソメソしたような氣持で好きになつたりは...
三好十郎 「肌の匂い」
...ありがたい事じゃ」と云ってメソメソ泣き出した...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...徳市はメソメソ泣きながらも何もかも白状した...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...こんな時には直ぐにあやまって御飯を食べさせて下さるのになあ」と思ってメソメソ泣いておりましたが...
無署名(夢野久作) 「三つの眼鏡」
...すぐメソメソするようなことで...
吉川英治 「私本太平記」
...メソメソべそをかいていやがったんだろう...
吉川英治 「神州天馬侠」
...何をメソメソ泣くことがあるんだ」「嫌です……」お千絵は泣きふしながら頭(かぶり)をふった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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