...「山は時としてはその傍観者に自らのムードを圧(お)しつけることがあると同時に...
大島亮吉 「涸沢の岩小屋のある夜のこと」
...たしかにこの時の山のムードと自分たちの気持とはハーモニイしていた...
大島亮吉 「涸沢の岩小屋のある夜のこと」
...彼はムードンへ出かけた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...要するに貴方の小説に有り余る程出てくるのは一種独特のムードでしょう...
「木下杢太郎著『唐草表紙』序」
...其ムードを作り上げるために...
「木下杢太郎著『唐草表紙』序」
...多少の生命を(しょうきょう)しがたきムードに与うれば大成功と心得ている...
夏目漱石 「草枕」
...このムードは時間の制限を受けて...
夏目漱石 「草枕」
...(性格の描写に関連して研究の価あるのはムードの観察であります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...しかもこのムードから面白い行為が出て...
夏目漱石 「創作家の態度」
...ムードと性格の関係その他は今は述べません...
夏目漱石 「創作家の態度」
...マムード*の栄華はこれ...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...氣分(ムード)や...
萩原朔太郎 「青猫」
...且つ原詩の詩的ムードをずつとよく本質的に捉へてゐる...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...ムードは両方ともおもしろい...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...これと同じ話が回教国にもあってアブダラ・バン・マームードの書に出づ...
南方熊楠 「十二支考」
...只一本無駄な花があってさえ全体の気分(ムード)に関係する...
宮本百合子 「印象」
...やがて十世紀の終り頃にはマームードの征服に遇うに至った...
和辻哲郎 「鎖国」
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和辻哲郎 「鎖国」
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