...「山は時としてはその傍観者に自らのムードを圧(お)しつけることがあると同時に...
大島亮吉 「涸沢の岩小屋のある夜のこと」
...たしかにこの時の山のムードと自分たちの気持とはハーモニイしていた...
大島亮吉 「涸沢の岩小屋のある夜のこと」
...尚一層古きタルムードの譬喩譚にも...
高木敏雄 「比較神話学」
...ムードンの森の驟雨(しゅうう)の景色...
高浜虚子 「俳句への道」
...サブジャンクティヴ・ムードの応用法ぐらいは...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...われわれが格別の具体的事由なしに憂鬱になったり快活になったりする心情(ムード)の変化はある特殊の内分泌ホルモンの分泌量に支配されるものではないかと思われる...
寺田寅彦 「五月の唯物観」
...イヴリー、ジャンティイー、アルクイュ、ベルヴィル、オーベルヴィリエ、メニルモンタン、ショアジー・ル・ロア、ビランクール、ムードン、イッシー、ヴァンヴル、セーヴル、プュトー、ヌイイー、ジャンヌヴィリエ、コロンブ、ロマンヴィル、シャトゥー、アスニエール、ブージヴァル、ナンテール、アンガン、ノアジー・ル・セク、ノジャン、グールネー、ドランシー、ゴネス、そこに彼らの世界は終わるのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...このムードは時間の制限を受けて...
夏目漱石 「草枕」
...(性格の描写に関連して研究の価あるのはムードの観察であります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...マムード*の栄華はこれ...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...134マムード――ガズニ王朝(九七七−一一八六年)の英主スルタン・マムード(九九八−一〇三〇年)...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...藝術のもつムード以外の生活的悲鳴が...
萩原恭次郎 「純情小曲集」
...且つ原詩の詩的ムードをずつとよく本質的に捉へてゐる...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...原詩それ自体の詩的ムードなのである...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...忘れられた少年時代の情調(ムード)のすべてが合成され再生されて...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...只一本無駄な花があってさえ全体の気分(ムード)に関係する...
宮本百合子 「印象」
...正しいムードと雰囲気が得られるよう極めて慎重に試みており...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「怪奇小説の執筆についての覚書」
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和辻哲郎 「鎖国」
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