...ミルクホールの中を覗いても見た...
石川啄木 「散文詩」
...ところがミルクホールも一寸もはやらなくて...
鈴木三重吉 「桑の実」
...ミルクホールを出されるときの元手は...
鈴木三重吉 「桑の実」
...大学教授の家(うち)や牛乳屋(ミルクホール)が出来るやうになつてから町といふ事になつた...
薄田泣菫 「茶話」
...しかし普通のミルクホールを開店するには...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...それが約束のミルクホールであった...
太宰治 「花燭」
...それから月島のミルクホールに少しいて...
太宰治 「古典風」
...ミルクホールにはいる...
太宰治 「正義と微笑」
...ミルクホールが失敗して閉鎖になってもそのままずるずると私のところに居ついてしまいまして...
太宰治 「男女同権」
...池(いけ)の端(はた)のミルクホールで物質とエネルギーと神とを論じた...
寺田寅彦 「病院風景」
...つゆはおばあさんをさそつて小さいミルクホールへ這入つた...
林芙美子 「玄關の手帖」
...ミルクホールを出ると...
林芙美子 「玄關の手帖」
...ミルクホールでおとしたかも知れないとつゆは殘念におもつた...
林芙美子 「玄關の手帖」
...社の前の小さいミルクホールで牛乳を一杯飲む...
林芙美子 「新版 放浪記」
...ミルクホールへ寄るのも...
古川緑波 「甘話休題」
...ミルクホールは、喫茶店というものの殆んど無かった頃の、その喫茶店の役目を果した店で、その名の如く、牛乳を飲ませることに主力を注いでいたようだ...
古川緑波 「甘話休題」
...何ういうものか、ミルクホールに、官報は附き物だった...
古川緑波 「甘話休題」
...その前の年はミルクホール問題の正月ですもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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