...ミルクやバターやチーズは日本では知られていない...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ミルクもバタもチーズもパンも珈琲(コーヒー)もない――今迄もかつて無かった――国ということを考えるのには骨が折れる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...香りの高いコーヒーと濃いミルクとが出た...
海野十三 「火星探険」
...しかし普通のミルクホールを開店するには...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...ミルクホールのようなものもやってみました...
太宰治 「男女同権」
...カウンターの上に残つているグラスをしばらく見つめていた……すぐにわかつたのはあの不吉な前ぶれになつたミルクのグラスと...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...「ミルクのはいったおまんじゅう」をごちそうすると言ったS君が自分を連れて行ったのがこの喫茶室であった...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...つゆはおばあさんをさそつて小さいミルクホールへ這入つた...
林芙美子 「玄關の手帖」
...社の前の小さいミルクホールで牛乳を一杯飲む...
林芙美子 「新版 放浪記」
...カーネエションミルクをポンポン開いて私に色んなお菓子をこしらえてくれた...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...ミルク・キャラメルの飴色一色ではなく...
古川緑波 「甘話休題」
...それが「シルク&ミルク」とか云ふ題であつたので...
堀辰雄 「本のこと」
...……ミルク色の朝霧の中で若者は娘にキスした...
牧野信一 「パンアテナイア祭の夢」
...第六 ミルクトースは普通のトースパンへ牛乳のソースをかけたのですが先ずフライ鍋へバター小匙一杯を溶かしてメリケン粉小匙一杯を掻き廻しながらいためて牛乳一合を注して塩で味をつけたのが白ソースです...
村井弦斎 「食道楽」
...第十六 ブレッドミルク新しいパンはトースにして食べますが一日過ぎればそのままバターをつけて食べても構いません...
村井弦斎 「食道楽」
...あるいはコンデンスミルクやクリームをお湯で溶(と)いて加えてもようございます...
村井弦斎 「食道楽」
...」と千鶴子はミルクを紅茶に入れながら云った...
横光利一 「旅愁」
...ミルクを註文した...
横光利一 「旅愁」
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