...オホマチニコメミソロウソクアリヤという電報も来たというが...
石川欣一 「可愛い山」
...岩の間から澤山のミソバヘ並びに岩レンゲ――いづれも...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...はさんでいた安全カミソリのような...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...機関車の下ッ腹はメチャメチャに赤黒いミソを吹き着けられて...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...マジメにミソギをやって身心を清めたつもりでいる相手に...
高見順 「いやな感じ」
...あゝこの寂しい酔ひどれ女は血の涙でも流さねば狂人になつてしまふチクオンキの中にはいつて吐唸りたくつても冷たくて月のある夜は恥かしい嘲笑したヨワミソの男や女達よ!この酔ひどれ女の棺桶でもかつがして林立した街の帆柱の下をスツトトンスツトトンでにぎはせてあげませう...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...食事十二月三十日昼 ビスケット、パイ 四夜 干飯、シチュー、ミルク、リンゴ、パイ 六、バター、チーズ十二月三十一日朝 干飯、ミソ汁、ミソ漬(大根、油揚)昼 ビスケット、チーズ、ハム、ナッパ、ラクトレート夜 干飯、肉、リンゴ、ハム一月一日朝 干飯、ミソ汁(スヂ)、バター、ハム昼 ビスケット、チーズ、ラクトレート夜 餅、鮭、ハム一月三日※(九・一〇A、九・四〇M)―有元に追い付く(一〇・五五)―第一悪場上(一一・四五)―天狗(以下二文字不明)(一三・〇五)―ビスケット食う(一四・〇〇)―※(一五・三五)―雪洞出来(一七・一五)(就寝二一・三〇)入口〈0℃〉(十頁空白)1月4日 フーセツ天狗のコシカケヨリ ドツペウヲコエテ 北カマ平ノノボリカヽリデビバーク...
松濤明 「槍ガ岳」
...グベルナチス『動物譚原(ゾーロジカル・ミソロジー)』二)...
南方熊楠 「十二支考」
...スミスの『希臘人伝神誌字彙(ジクショナリ・オブ・グリーク・エンド・ローマン・バヨグラフィー・エンド・ミソロジー)』一八四四年版六六六頁に拠れば...
南方熊楠 「十二支考」
...そしてなんと度々「ザンゲ」したり「ミソギ」したり「転向」したり「転々向」したり「転々々向」したりしたことでしょう...
三好十郎 「恐怖の季節」
...ヌカミソくさい古女房などいない方が...
三好十郎 「猿の図」
...現に今食った汁のミソも俺のゼニで買ったんだよ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...泣く丈(だ)け泣いたごぼうは、鏡の前に行つて、カミソリで、毛をすりおとさうとしましたが、かたくてとれません...
村山籌子 「ゴボウ君と大根君」
...こんどはテミソンの学説や...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ヒナタミソ廣島縣の一部では...
柳田國男 「食料名彙」
...ことにいわゆるミソハギの用途には...
柳田国男 「年中行事覚書」
...トップのトップを切った脳髄小説のミソなんだからね...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ミソをつけ申したが...
吉川英治 「新書太閤記」
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