...然るにこれを、我々程度の素人が、いろいろと買っては試用する迄はいいが、自分で考えて、アラビアゴム、蜂蜜、蝋燭、ポマード、コーンスターチ、布海苔の混合物をスキーに塗ったら、底に雪が一尺もくっついて了ったなんてのは、まさに大病人といわねばならぬ...
石川欣一 「山を思う」
...かの全身ポマードの悪臭高き紳士なり...
太宰治 「正義と微笑」
...そうして頭髪もポマードをつけてまん中からぺったりとわけていました...
太宰治 「人間失格」
...いつもポマードがこってりと塗られ...
太宰治 「女神」
...スメルジャコフはその給料のほとんど全部を着物やポマードや...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...だいたいあのポマードがおかしいのです...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...ポマードをこてこてぬりたて...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...そしてポマードが好き...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...鏡台の前のポマードの分量を計って...
直木三十五 「死までを語る」
...アーマードは既に三十年間この仕事を続け...
中谷宇吉郎 「壁画摸写」
...鹿児島から人が出てくる度に余はマードックさんはどうしたと尋ねない事はなかった...
夏目漱石 「博士問題とマードック先生と余」
...マードック先生のわれら日本人に対する態度はあたかも動物学者が突然青く変化した虫に対すると同様の驚嘆(きょうたん)である...
夏目漱石 「マードック先生の『日本歴史』」
...安いポマードや水白粉のやうなものを仕入れて来て...
林芙美子 「朝夕」
...ポマードをつけられたときには...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...午後にはマクマード湾に入り...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...シャーマン及び二名の水夫と共にマクマード湾備蓄基地に残しておいた五機目の飛行機は快調で即応態勢にあり...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...ポマードもいらないくらいだわ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...一六一〇年一月六日にマードレ・デ・デウス号を攻撃し始めた...
和辻哲郎 「鎖国」
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