...アイノなら直ぐマキリを以つて熊の胸に飛び込み...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...肺病やみのカマキリみたいなヒョロ長く...
海野十三 「火葬国風景」
...カピトリヌス丘とパラティヌス丘の間の湿地帯の水はけのための大下水溝(クロアカ・マキシマ:Cloaca Maxima)は...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...このうちミマキイリ彦イニヱの命は天下をお治めなさいました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...蟷螂(カマキリ)の子は可愛い...
種田山頭火 「行乞記」
...蚤(のみ)、虱(しらみ)、バッタ、カマキリ、百足虫(むかで)、――虫と名のつくものにろくなものがない」「目障りだったら、捻(ひね)り潰(つぶ)すだけの事だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...腰の木鞘から魚剖刀(マキリ)を抜きだすと...
久生十蘭 「海豹島」
...「マキノ氏像」と題する青銅の胸像で...
牧野信一 「凩日記」
...私の馬の轡をとらうとするお嬢さんと、それを辞退する私とがボライトフルな争ひを交してゐると、私が今通つて来た林の中から、「マキノ君、おゝ、たしかに吾々のマキノ君であつた...
牧野信一 「ピエル・フオン訪問記」
...この種名はこの学名の命名者マキシモウィチ(Maximowicz)氏が日本で家根のイチハツを望み見て名づけたものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その骨をオエン等大学者が検して何の苦もなく一判りにセラケ・マキシマなる大鮫と知った(同図ロ)...
南方熊楠 「十二支考」
...ネマキは母上から...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ボンコチヤンハエリマキモ外タウモキテヰナカツタノデ...
村山籌子 「バウシ ノ ユクヘ」
...ワキモコガはマキムクノの訛(なま)り...
柳田国男 「山の人生」
...大部分はマキアヴェリの所説に含(ふく)められる...
矢部貞治 「政治学入門」
...懐中(ふところ)のマキリを押えながら...
夢野久作 「白菊」
...この問題を考えるには、まず応仁の乱(一四六七―一四七七)あたりから始めるべきだと思うが、この乱の時のヨーロッパを考えると、レオナルド・ダ・ヴィンチは二十歳前後の青年であったし、エラスムス、マキアヴェリ、ミケランジェロなどはようやくこの乱の間に生まれたのであるし、ルターはまだ生まれていなかった...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...この中にあって国家の問題を深く考えたフィレンツェのマキアヴェリが...
和辻哲郎 「鎖国」
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