...そのマイナスから来る屈辱を...
梅崎春生 「赤い駱駝」
...マイナスだけである...
太宰治 「東京八景」
...三頭立ての馬が「とうとう死んだ」牛の屍骸(しがい)――マイナス耳――を引きずって走り込む...
谷譲次 「踊る地平線」
...樹明君は当面のマイナス難を忘れ...
種田山頭火 「其中日記」
...みんなマイナスだ...
種田山頭火 「其中日記」
...プラスマイナスのない世界...
種田山頭火 「其中日記」
...ただ符号がプラスとマイナスと違うだけのことだ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...摂氏マイナス五度くらいではかなりさらさらした液である...
中谷宇吉郎 「雪の化石2」
...マイナス大分大きくなり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...彼はキングを降ろしマイナス十五点をしよはされた...
牧野信一 「スプリングコート」
...その点でマイナスがあるとして...
宮本百合子 「明日をつくる力」
...あれであなたから都会人の感傷性とをマイナスすれば当然ソシアリストになる人柄です……と云うと胸が悪くなりますか...
宮本百合子 「「或る女」についてのノート」
...私は評論風な仕事における自分の特質というもののプラスとマイナスの点がはっきり分り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こっちが一生懸命でも心のゆとりなさなどは何か一つのマイナスとなって作品に出る...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...マイナスに悪用されている場合の現実について盲目でないことは分って下されたでしょう? 猿だと表現しないようにするうちに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一つの体への+(プラス)と−(マイナス)の関係が本人にもよくわからなくて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...むしろ挫折をさそい易いマイナスの条件でもあることは常識である...
三好十郎 「恐怖の季節」
...そのプラスとマイナスの総決算への中間報告的な...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
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