...ポーンと音がしました...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...ポーンと丸い色紙を貼りつけたのだった...
海野十三 「柿色の紙風船」
...とうとう横手の窓をポーンと明けると...
海野十三 「軍用鼠」
...火の廻りの遅いところへポーンと飛んだということも考えられる...
海野十三 「深夜の市長」
...すると棚(たな)に並べてあった沢山の原書(げんしょ)が生き物のようにポーンポンと飛び出してきては...
海野十三 「赤外線男」
...ゴム毬のように一つポーンと跳ねかえり尚もそのまま滑走を続けると思われたが...
海野十三 「地球盗難」
...つまりポンとうつ太鼓だって、そのリズムの調子が、そこまでで止まってしまい、それを受けとめるために、ポーンとうつリズムと、同じポーンでも、そのリズムから始まって出発するために、ポーンとうつリズムとがあるというのである...
中井正一 「美学入門」
...あの太鼓がポーンと切り込むが...
中井正一 「美学入門」
...ポーント ムカウノ キニ ナゲツケテ...
新美南吉 「ヌスビトト コヒツヂ」
...ポーンと毀(こわ)してしまう...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...ポーンと毀してしまう...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...日が暮れきって、花火がポーン、ポーンと競い鳴る頃から、客が寄り始め、やがて月が河向うの家並を離れる頃には、十幾人の顔が揃って、大川を一と目の部屋に、酒と歓声が盛りこぼれました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ちび」そのたびポーンポーンと御隠居は挟んだお鮨を遠くのほうへ投げてやった...
正岡容 「寄席」
...ポーンと闇に投げて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ポーンと快い音と一緒に...
吉川英治 「江戸三国志」
...ポーンと何か落ちて来たかと思うと...
吉川英治 「江戸三国志」
...そして地獄の口のような岩穴のなかへポーンとほうりこむと...
吉川英治 「神州天馬侠」
...鳴るわ鳴るわ」「怒(いか)るわ怒るわ――鳴門の渦!」「洗えや鳴門――」「澆季(ぎょうき)の濁り世」ポーン! と三位卿...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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