...そうする中(うち)にポックリと...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...一般向きとは言えぬ登山なるスポーツ界ではエポックとも考えるべきである...
石川欣一 「可愛い山」
...明治の文学史に一エポックを作った硯友社(けんゆうしゃ)の発祥地でもある...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...人心を新たにし元気を横溢せしめて新らしい文明のエポックを作った...
内田魯庵 「四十年前」
...彼らはポックリントンに住んでいた...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...ドイツの啓蒙主義は全く単なる文化史上の一エポックをしか意味しない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...哲学史上哲学法の一つのエポックをなすものでもあろうが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...二つのエポックの間に見出される同一条件を具えた処の一定の長さを持った歴史社会的総体...
戸坂潤 「再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて」
...腰下げからポックリの鈴――新しいのもある...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...即ち近代詩壇にエポックした...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...大きな楓(かえで)の幹が中途からポックリ折られて...
原民喜 「夏の花」
...上州の叔父てえのがポックリと死(ご)ねて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それが何か一つのエポック――分水嶺――のやうなものを作るやうな氣がいたしました...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...我が国流行歌史上に一大エポックを劃するに至つた」と佐藤氏は手記されてゐる...
正岡容 「大正東京錦絵」
...烏森を芝公園の方向へ出はずれる辺の町通りの喫茶店からの)金吾の下駄の音と敏子のポックリの音が並んで行く...
三好十郎 「樹氷」
...その名物老爺(おやじ)の藤六が昨年……明治十九年の暮の十一日にポックリと死んだ...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...その中(うち)の一人は急性肺炎……モウ一人は心臓麻痺でポックリ死んでしまったので...
夢野久作 「爆弾太平記」
...ポックリと折れた中から...
夢野久作 「微笑」
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