...坪内君は明治の文学の大いなるエポック・メーカーである...
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」
...ポックリと異様なもののすがたが見えました...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...あの少女の履くポックリの前底部を一寸思い出させる様なこの靴跡の前の部の局部的な強い窪み方――...
大阪圭吉 「花束の虫」
...彼はポックリントンにいるサミュエル・ライドの旅館に泊まった...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...或る適当なその場その場のエポック(停止)に於ては...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...結果に於て依然として政治的エポック(新しい時代分けでもよい)を結論するというのが...
戸坂潤 「読書法」
...ドイツの啓蒙主義は全く単なる文化史上の一エポックをしか意味しない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...二つのエポックの間に見出される同一条件を具えた処の一定の長さを持った歴史社会的総体...
戸坂潤 「再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて」
...あの曠(ひろ)い沙漠の中にポックリと築かれているピラミッドを考えてみる時...
中井正一 「美学入門」
...六喜美さんのところは上り口に赤い鼻緒のポックリが足も入れられないほど並んで...
長谷川時雨 「テンコツさん一家」
...大きな楓(かえで)の幹が中途からポックリ折られて...
原民喜 「夏の花」
...上州の叔父てえのがポックリと死(ご)ねて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...更紗模様の頭巾帽(アチーポック)をかぶつてゐる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...もう圓生はポックリ死んでいて...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...そこで窓の格子を隔てた覚束(おぼつか)ない不言の交際が爰(ここ)に新しいpoque(エポック)に入ったのを...
森鴎外 「雁」
...縦二寸ばかりの四角い穴がポックリと切開かれた...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...その中(うち)の一人は急性肺炎……モウ一人は心臓麻痺でポックリ死んでしまったので...
夢野久作 「爆弾太平記」
...ポックリと折れた中から...
夢野久作 「微笑」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??