...懷から二枚の葉書を出してポストに入れた...
石川啄木 「鳥影」
...角の酒屋のポストに投入するのが日課だったことがある...
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」
...我が手は原稿と共にポストの投入口に奥深く挿入せられてしばらくは原稿を離れ得ない...
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」
...間違いならそのままポストに再投入すればいいのに...
梅崎春生 「凡人凡語」
...ポストがどこに立っているかを...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...すぐ右側に赤いポストの立っている処があって...
田中貢太郎 「港の妖婦」
...ちよつとポストまで...
種田山頭火 「一草庵日記」
...あれはうちの灯・冴えかえる夜の酒も貰うてもどる・つまづいて徳利はこわさない枯草樹明君に・燗は焚火でふたりの夜・雪ふる其中一人として火を燃やす・雪ふるポストへ出したくない手紙仕事すまして雪をかぶつて山の家まで晴れて雪ふる里に入る・雪がつみさうな藪椿の三つ四つ一人にして(マヽ)の音澄む・のどがつまつてひとり風ふく・ふるよりつむは杉の葉の雪雪のふるかなあんまりしづかに・雪...
種田山頭火 「其中日記」
...ゆふべ、駅のポストまで...
種田山頭火 「其中日記」
...今日も待ちぼけか!どしや降りの中をポストまで出かけたついでに樹明君を学校に訪ねる...
種田山頭火 「旅日記」
...霽間をちよつとポストまで...
種田山頭火 「松山日記」
...「駅逓馬車(ポストクツチエ)」による永い旅路の門出の場面などでも...
寺田寅彦 「映画雑感6[#「6」はローマ数字、1-13-26]」
...返書をしたゝめ秋雨街頭のポストに投ず...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...三四郎はこの手紙をポストに入れる時...
夏目漱石 「三四郎」
...ポストクラブで少佐と会食してリカビーという胴元を紹介してもらいやした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...ポストクラブ電信機の数メートル先で伝達してやがる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...ポストクラブの喫煙室へ伝達する方法でやす...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...ここはポストが駅で不便です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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