...荷をつけた馬だけがポカポカやって来るので...
石川欣一 「可愛い山」
...ポカリと浮いている...
石川欣一 「可愛い山」
...口が自(おのづ)からポカンと開いたも心付かず...
石川啄木 「赤痢」
...ポカリと畳一畳ぐらいの大きな穴があいたではないか...
海野十三 「超人間X号」
...恥ずかしいスッポカシをくっているのだ...
太宰治 「女生徒」
...……(腹だちまぎれにハンカチを引裂く)何をポカンと立ってるんです? さっさと出てらっしゃい!スミルノーフ さようなら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「熊」
...いつかこの若先生のところで顕微鏡を見せてもらって色々のプレパラートをのぞいているうちに一つの不思議な重大なアポカリプスを見せられた...
寺田寅彦 「追憶の医師達」
...ポカンとして麺麭(パン)に手も触(ふ)れずにいた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...口をポカリと開けて目をカツと見開いて...
野村胡堂 「死の舞踏」
...ポカンと開いた黄色い中に...
長谷川時雨 「古屋島七兵衛」
...ポカ/\して来たら凄いだらうと思ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...あぐねてポカンとしていたからだった...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...唇をふるわせつつ何かささやきはじめる)須永 …………(ポカンと見ていたが...
三好十郎 「冒した者」
...闇の燒跡のまんなかにポカンと取り殘されていたのだ...
三好十郎 「肌の匂い」
...ポカポカト アタタカイヒデ ゴザイマシタワネエ...
村山籌子 「カメサン ノ サウダン」
...ここで一日二日スッポカシを喰わせる...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...ポカンの足の下に横たわっているこの脳髄と名づくるアンポンタン・ポカン式...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...真赤な唇をポカンと開いて見せた...
夢野久作 「人間レコード」
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