...今度はボーッとした...
海野十三 「俘囚」
...ただそれだけのボーッとした謀叛(むほん)の輪廓が浮き上って来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ボーッとした空の色よりも白いものが現われているか...
中里介山 「大菩薩峠」
...お静さんのあのボーッとしたところを親分が気に入ったんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ボーッとしたぜ」「馬鹿野郎」「空耳(そらみみ)で聞くんだから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一応はボーッとしたように見えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お月様が明るくて、霧のようなものがおりていて、ボーッとした、美しい眺め...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...ボーッとした水彩画のように眼に残っておりますばかり……筋なぞは一つもわからないままで御座いました...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...そのボーッとした色の中に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...大陸らしいボーッとしたところを失って...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??