例文・使い方一覧でみる「ボン」の意味
スポンサーリンク...ボンクラの松公があんなに強いとは思いもよらなかったですよ... 
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...私たちはソルボンヌ附近の下宿の大学生のように快活と卓子（テーブル）と経済を持ち寄って誰の壜からでも飲んでいいことに決議した...
谷譲次 「踊る地平線」
...それがちょうど石鹸球（シャボンだま）のような虹の色をして...
寺田寅彦 「夢」
...ちょうど日露戦争時代の兵隊のズボンみたいな虫だった...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...太いズボンをつけた外山（とやま）さんが...
西田幾多郎 「明治二十四、五年頃の東京文科大学選科」
...右の方へ突き出している白梅の柄が真名古のズボンの股のあたりに引ッ掛って...
久生十蘭 「魔都」
...きょうは折目のついた縞のズボンをはき...
久生十蘭 「黄泉から」
...布張りの日除けの下に美々しく吊りさげられた赤いリボンだの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...マロボンといふのを食ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...いよいよボンヤリ文楽の顔を見ていた...
正岡容 「小説 圓朝」
...達ちゃんには赤いリボン...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...美味しいボンボンをしずかに口の中から心の中へと味いたさで苦しいようでした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...……（次から次とユスラ梅をちぎっては口に入れる）（三好は石に腰かけたままボンヤリそれを見ている...
三好十郎 「好日」
...ボンコチヤンヲサガシニユキマシタケレド...
村山籌子 「バウシ ノ ユクヘ」
...「ボンタン...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...いまあけます」八田青年はズボンのバンドをしめながら云った...
山本周五郎 「季節のない街」
...その瓶と睨（にら）めっくらをしてボンヤリ考えていたっけが……...
夢野久作 「無系統虎列剌」
...あの鞍馬（くらま）の竹童（ちくどう）のやつがボンヤリ堤（どて）に腰かけていたんです...
吉川英治 「神州天馬侠」
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