...ホンの五分間程ここを留守にしたばかりです...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...「デモ訥升ハホントニ綺麗ダワ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...昔ハホントニヨカッタワ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...さういふ句がホントウの句である...
種田山頭火 「其中日記」
...ホンの目に見えるところで失敗するように...
中里介山 「大菩薩峠」
...ホンの僅かの日子ではございますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...狐につままれたような顔でトホンとしているけど...
久生十蘭 「あなたも私も」
...「ホンヤクノコトデ タノミアルスグ キテクレ」彼は...
牧野信一 「幽霊の出る宮殿」
...明治以来の我邦植物学者はホングウシダの認識がとても不足で...
牧野富太郎 「植物記」
...こいつはホントから言やあ秋口にならねえと咲かねえ花でやすがね...
三好十郎 「樹氷」
...ホントの軍人でした...
三好十郎 「肌の匂い」
...悪い肉の真中(まんなか)にホンの少しばかり最上等の部分があるのだけれども多くは外の肉と一所に切ってイチボの名で売っている...
村井弦斎 「食道楽」
...(c)スュレイマンはごらんのとおりホングリア王国およびその他の諸邦を気前よく人に与えたが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それあ不思議といえばホントに不思議でしようがないのよ...
夢野久作 「支那米の袋」
...メガホンで吹き散らすお役目物の宣伝と...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...その溜息はホントウの意味で「一足お先(さ)きに」失敬した自分の足の行方を...
夢野久作 「一足お先に」
...誰が見てもホントウの親子に見えた...
夢野久作 「人の顔」
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與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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