...ペテン師としてあげてやるという...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...こいつはペテン師か気違いではないかと見とどけた眼光であるが...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...危険なペテン師や危険な狂人の顔には絶対見られない...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...職業的なペテン師にはこんな軽々しい顔つきを見せる余裕はないものである...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...多勢のまつたく違つたタイプのペテン師や...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...イギリス人がイギリスのビールを飲んではならんというのかね……それもあのうすぎたないペテン師のマホメットが呪われた砂漠の中で葡萄酒を禁じたからかね?」とたんに...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...「美しい顔をして人を陥れるようなハイカラ野郎は延岡に居(お)らないから……と君は云ったろう」「うん」「ハイカラ野郎だけでは不足だよ」「じゃ何と云うんだ」「ハイカラ野郎の、ペテン師の、イカサマ師の、猫被(ねこっかぶ)りの、香具師(やし)の、モモンガーの、岡っ引きの、わんわん鳴けば犬も同然な奴とでも云うがいい」「おれには、そう舌は廻らない...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...山かん野郎のペテン師だらうと多寡(たくわ)をくくつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ペテン師がまたそれを利用して...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...馬には乗ってみろ人には添ってみろってね」ヴォートランがおどけをまじえた流暢さとペテン師らしいアクセントをつけながら叫び声をあげた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...いったん抜け目のないペテン師的一面が出てくると...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...法螺吹(ほらふ)き、いかさまの、ペテン師の、この乾物屋の主人(おやじ)のような奴ばかりうようよしている、これがマルセーユだ!二、憐れなるかな網焼肉(シャトオブリヤン)の命乞い...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...あいつは途轍(とてつ)もないペテン師だからなあ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...お前はペテン師で悪党だ...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...ペテン師め...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...ペテン師とか、詐欺師とか、通り魔とか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...しかるに今はペテン師のように扱われ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...その光景の詳細を私は忘れたが、たしかガリバアの目に映つたところに依ると、元老院議員達の風姿、容貌態度が謹厳で、鷹揚で、堂々として、悉く王者、貴人の威光を持つてゐるのに引き換へ、当時の彼等は、見るからに狡猾らしく猜疑深く、意地悪らしく、眼は一様に掏摸の如く才走り、物腰態度は詐欺師の如く滑稽で、容貌は凡て狐、或ひはペテン師、イカサマ、泥棒とより他に見えなかつたと述べてゐたと思ふ...
牧野信一 「くもり日つゞき」
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