...小さな宿屋のまえのベンチで会合をひらくのだ...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...鐵鑛泉の傍の氣に入りのベンチに腰を下してゐる製粉場主を見出した...
オウ・ヘンリ 三宅幾三郎訳 「水車のある教會」
...私は横になって故郷と懐しい「ベンボー提督(アドミラル・ベンボー)屋」とを夢にみた...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...俺にベンカン(勘弁)してくれと...
高見順 「いやな感じ」
...菩提樹(ぼだいじゅ)の老木のかげにベンチが一脚...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...「姫(ひめ)さん/\/\……」流行(りうかう)の小唄(こうた)を唱(うた)ひながらベンーリオーと共(とも)にマーキューシオー入(はひ)る...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...おなじみのエルゴ・ヴィヴァームスの歌とザラマンダ・ライベンの騒音がラインの谷を越えて向こうの丘にこだまする...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...これはベンガリ語の mth(頭)やグジャラチの mthoonやヒンドスタニ語の mund に縁がある...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...長吉をしてその瞬間危(あやう)くベンチから飛び立たせようとしたほどお糸のことを連想せしめた...
永井荷風 「すみだ川」
...レンブラントを十五歳の年長者なる同時代のルーベンスに比較すると...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...煤けた駅のベンチで考えた事は...
林芙美子 「新版 放浪記」
...薄陽の射したデッキのベンチに...
林芙美子 「屋久島紀行」
...* * * *わたしには かごのしたの ピーターと ベンジャミンを みなさんに かいてあげることが できません...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「ばにばにベンジャミンのはなし」
...マーク・ベンモアが自室から出るところだった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...ベナと仲間達はコベント・ガーデンのホテルで昼食をとっていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...」とベン蛙が云ひました...
宮沢賢治 「蛙のゴム靴」
...太鼓のつかいかた(雷)として実に芸術的につかいヴェートウベンのパストーラルの嵐の太鼓のように説明的でない...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...黒い(かし)の木のベンチの...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「駆落」
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