...アベックの若い女の方は...
梅崎春生 「狂い凧」
...アンリ・ベック...
太宰治 「八十八夜」
...アンリ・ベックを知らなくても...
太宰治 「八十八夜」
...乳くさい学生のアベックなどを見ると...
徳田秋声 「縮図」
...かつては、アインシュタインや、原子構造論で有名なゾンメルフェルトが来朝しており、また最近、ハイゼンベルクやディラック、ベック、ラングミュアなど、理論の権威がやってきて、生々しい学説を講演するのだから、この国の科学者たるもの、刺激されないではいられない...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...シュライエルマッハーは無論ベックに較べて先輩である...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...あきらめて、馬具屋めざして、狸小路を西に歩けば、米兵アベック、また米兵アベック...
服部之総 「望郷」
...産卵期になるといつもアベックだが...
火野葦平 「ゲテ魚好き」
...岡・青砥・塩入・吉田・相島・吉本が各々アベックで斉田愛子・清川・高尾・伊達・原みち子・小林千代子を連れて乗込み...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...――ノルマンディ海岸のバルベックに少年がはじめてお祖母(ばあ)さんと一しょに到着した晩のことである...
堀辰雄 「旅の絵」
...つくづくアベックで聴きに来ている人々がうらやましかった...
正岡容 「わが寄席青春録」
...バアベック氏はその最近の『フランス農業旅行記』Agricultural Tour in France の中で2)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...存在としての歴史を越えるものとして原始歴史 Ur-Geschichte(オーヴァベック)と呼ばれてもよいであらう...
三木清 「歴史哲學」
...しかしかかる物を読んで、竜をアジアの一部にのみ流(おこな)われた想像動物と信ずる人あらば、誤解も甚だしく、実は竜に関する信念は、インドや支那とその近傍諸国に限らず、広く他邦他大州にも存したもので、たとえば、ニューギニアのタミ人元服を行う時、その青年必ず一度竜に呑まるるを要し(一九一三年版、フレザー『不死の信念(ゼ・ビリーフ・イン・インモータリチー)』一巻三〇一頁)、西北米のワバナキインジアンに、竜角人頭に著(つ)きて根を下ろし、伐(き)れども離れぬ話広く行われ(『万国亜米利加学者会報(トランサクチョン・ジュ・コングレス・アンターナチョナル・デー・アメリカニスト)』一九〇六年、クェベック版、九二頁)、西人がメキシコを発見せぬ内、土人が作った貴石のモザイク品に、背深緑、腹真紅、怒眼、鋭牙、すこぶる竜に似たものが大英博物館にあったので、予これは歌川派画工が描いた竜を擬(まね)たのだろと言うと、サー・チャーレス・リードが、聢(しっか)り手に執って見よというから、暫(しばら)く審査すると、全く東半球に産せぬ響尾蛇(ラットル・スネーク)の画の外相だけ東洋の竜に酷(よく)似たと判った...
南方熊楠 「十二支考」
...アリの敵アブベックルとオスマンとオマー三人を詛はしむ(Chardin,‘Voyage en Perse, ed. Langlis,’ 1811, tom., p. 36)...
南方熊楠 「詛言に就て」
...破綻を物語るスタインベックの「怒りの葡萄」がベスト・セラーズとなっているのが当時の社会の現実の面であった...
宮本百合子 「現代史の蝶つがい」
...スカンデルベックはその道にくわしい頗(すこぶ)る判断の正しい人であったが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...和製のハーゲンベックがすでに四十年前にお目通り...
山本笑月 「明治世相百話」
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