...やっと近ごろになって知られた線の中で最も重要なものはヘリウムの線である...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...ヘリウムが既に地球雰囲気から逸散してしまったであろうということも考えられないことではない...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...一グラムのウラニウムから七六〇ミリメートルの圧力と零度におけるヘリウム一立方センチメートルを生ずるには一六〇〇万年かかるという結果を得た...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...ところがある鉱物フェルグソニート(Fergusonit)を調べてみるとその中に含まれたウラニウム一グラム毎に二六立方センチメートルずつのヘリウムが含まれている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...ついにこの粒子はヘリウムという元素の原子が陽電気を帯びているのに相当すると考えました...
石原純 「ロード・ラザフォード」
...外國(がいこく)の或(ある)火山(かざん)からはヘリウム瓦斯(がす)が採集(さいしゆう)されたといはれてゐる...
今村明恒 「火山の話」
...ヘリウム原子弾を雨霰(あめあられ)のようにとばせて...
海野十三 「地球要塞」
...水素原子とヘリウム原子とのあいだに横たわる不思議な事実について一つの説をたてました...
海野十三 「放送された遺言」
...ヘリウム原子の重さは四に相当しますが...
海野十三 「放送された遺言」
...ところが水素原子の重さである一・〇〇八を四倍しますと四・〇三二となってヘリウム原子の本当の重さ四よりは〇・〇三二だけ重いことになります...
海野十三 「放送された遺言」
...水素原子のように陽陰電気が単独に動いている場合とはちがってヘリウムの核のように...
海野十三 「放送された遺言」
...つまり四個の水素原子が一個のヘリウム原子になると〇・〇三二だけ軽くなるのです...
海野十三 「放送された遺言」
...独り空気中に混ぜるヘリウムのみはどうしても液体にならなかった...
寺田寅彦 「話の種」
...(明治四十一年四月八日『東京朝日新聞』)七十四温泉中のヘリウム瓦斯前条にヘリウムの事を述べたついでにもう一つこの瓦斯に関する話をする...
寺田寅彦 「話の種」
...この瓦斯はもと太陽中に存する事は日光の分析から知られていてそのためにヘリウム(太陽素)と名づけられたが...
寺田寅彦 「話の種」
...ヘリウムはラジウムより変化して出来るものだという事が知れ...
寺田寅彦 「話の種」
...この窒素をヘリウムにかえると...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...液体ヘリウムを作る処を見せられたが...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
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