...場所は博克図(ブヘド)駅と興安駅との間に於(おい)てである...
海野十三 「キド効果」
...乞食みたいな男がヘドをはいていると聞くと...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...「おやおやヘドばかりじゃありませんよ...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...首領のやつあたりにヘドモドしながら...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...砂地ヘドッカトアグラカイテ威張ッテイタ...
太宰治 「創生記」
...「老愁ハ葉ノ如ク掃(ハラ)ヘドモ尽キズタル声中又秋ヲ送ル...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...親分」和助はヘドモドします...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まだ入ってゐないのでヘドモドする...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ヘドウィッグ・サミュエルスンと...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...凡夫の悲しさ、つい固くなる、ヘドモドする、ロクな腕前は見せられないで、またぞろ前座同様のところに逆戻りということに相成ってしまうだろう...
正岡容 「寄席」
...いきおい、私の書くことは、ヘドないしは、ヘド的になりますよ...
三好十郎 「恐怖の季節」
...フフ! ヘドだ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...ヘドを催すような不快に襲われる...
吉川英治 「三国志」
...血ヘドを吐いて死んだなんてえ噂も聞いてたもんだからな」「そいつあ...
吉川英治 「私本太平記」
...馬にけられてヘドを吐(は)いて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...事新シキ仔細(シサイ)ニハナク候ヘドモ...
吉川英治 「新書太閤記」
...遠ク大坂ト海ヲ隔ツト雖(イヘド)モ...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここは神殿の奥だ、神威を穢(けが)したお怒りだろう、罰(ばち)があたる、血ヘドを吐く、目がつぶれるぞ――...
吉川英治 「新・水滸伝」
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