...第一誰が独創的だつたのだ? 古今の天才の書いたものでもプロトタイプは至る所にある...
芥川龍之介 「闇中問答」
...二 魂胆色遊懐男「魂胆色遊懐男(こんたんいろあそびふところをとこ)」はかの「豆男江戸見物(まめをとこえどけんぶつ)」のプロトタイプなり...
芥川龍之介 「案頭の書」
...あの鬼趣図のプロトタイプも...
芥川龍之介 「支那の画」
...伝説学者は海彼岸(かいひがん)の伝説の中に多数の日本の伝説のプロトタイプを発見してゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...やがてそれを自己の蛋白素(プロトプラズム)中に同化し終るように...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...原子になりそれをさらに小さくわってゆくと電子とプロトンとになる...
海野十三 「宇宙女囚第一号」
...ところがプロトンとは...
海野十三 「宇宙女囚第一号」
...現在のわれわれの周囲にも日常頻繁に起りつつある人間の悲劇や喜劇の原型(プロトタイプ)であり雛形(モデル)であるとも考えられなくはない...
寺田寅彦 「ピタゴラスと豆」
...また同じような作用をする原生動物(プロトゾア)がある...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...足疾きプロトオス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 450槍を飛ばして右肩にアレーイリュス生める息*プロトエ,ノール覘ひ打つ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...それは陽核子(プロトン)及び中性子の発見によって...
中谷宇吉郎 「湯川秀樹さんのこと」
...これは一九三二年に日本政府と安南皇帝個人の間に取交されたある重大な議定書(プロトコール)で...
久生十蘭 「魔都」
...そのプロトタイプのやうなものを見出し得るのではないか...
堀辰雄 「若菜の卷など」
...近々作家同盟から出版されるプロトコールを見てもわかる)革命文学国際局はこの会議を機会として組織がえを行った...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...その小山内薫などの演出や演技のプロトタイプ(原型)は何かと言えば...
三好十郎 「恐怖の季節」
...多くの生存形態のより小型で原始的なプロトタイプがなんとなく識別できるように思えた――恐竜...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...いま高速プロトンの爆撃によって原子の(原子の中の電子に住む人間のいる原子の)変換に成功したといって...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
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