...二 魂胆色遊懐男「魂胆色遊懐男(こんたんいろあそびふところをとこ)」はかの「豆男江戸見物(まめをとこえどけんぶつ)」のプロトタイプなり...
芥川龍之介 「案頭の書」
...やがてそれを自己の蛋白素(プロトプラズム)中に同化し終るように...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...また彼の競争者であったライブニッツ(Leibniz 一六四六―一七一六年)は当時の科学雑誌『アクタ・エルディトルム』(Acta Eruditorum)誌上で一六八三年に発表した論文『プロトガィア』(Protogaea)中に地球の進化を論じているが...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...現在のわれわれの周囲にも日常頻繁に起りつつある人間の悲劇や喜劇の原型(プロトタイプ)であり雛形(モデル)であるとも考えられなくはない...
寺田寅彦 「ピタゴラスと豆」
...また同じような作用をする原生動物(プロトゾア)がある...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...近年に至って原子は電子とプロトーンによって置き換えられ...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...プロトエ,ノールの酬とし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...電子と水素核(プロトン)とで何もかも説明出来てしまうような気持を皆に持たせてしまっていけないね...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...プロトポポフは内務大臣に...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...二年前にもプロトポポフに売ってやりましたがね――一人百ルーブリずつで女中を二人ね...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ホームズとワトソンとの原型(プロトタイプ)がはっきり読者には観取される...
平林初之輔 「日本の近代的探偵小説」
...そのプロトタイプのやうなものを見出し得るのではないか...
堀辰雄 「若菜の卷など」
...その小山内薫などの演出や演技のプロトタイプ(原型)は何かと言えば...
三好十郎 「恐怖の季節」
...演劇芸術のプロトタイプが...
三好十郎 「恐怖の季節」
...運命は絵の道にかけて画家のプロトゲネスよりも名人ではなかったろうか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...多くの生存形態のより小型で原始的なプロトタイプがなんとなく識別できるように思えた――恐竜...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...いま高速プロトンの爆撃によって原子の(原子の中の電子に住む人間のいる原子の)変換に成功したといって...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
...彼等の持つ彗星というプロトンによって爆撃し...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
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