...あの美しい(少なくとも河童(かっぱ)たちの話によれば)雌(めす)の河童だけはしっかりプログラムを握ったなり...
芥川龍之介 「河童」
...軍医の書いたプログラムの一つだった...
海野十三 「恐しき通夜」
...Tの今夜のプログラムに書いてあった事柄なのではあるまいか...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...見るべき映画のプログラムのモンタージュもやはり問題になるようである...
寺田寅彦 「映画雑感(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...政府の統制の下に組織された教育のプログラムがレビュー式であるくらいだから...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...之は何でも先月行(おこな)はれた運動會のプログラムの進行に關して...
中島敦 「かめれおん日記」
...このプログラムを見た時...
中谷宇吉郎 「英国日食班の印象」
...既定されたプログラムの順序として...
夏目漱石 「明暗」
...「宿命のプログラムは...
萩原朔太郎 「易者の哲理」
...プログラムを見ると...
火野葦平 「花と龍」
...去年もプログラム作ってやったのだが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「荒神山」「海軍」と低いプログラムなので少々心配もしたが然し大阪で高いのにコリてるから此の方がよからうとは思ってゐた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...今度のプログラムは三つの大物に三つ僕が出て...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...プログラム通りにうまく形づくられるときは...
堀辰雄 「小説のことなど」
...案内服の少女がプログラムを手渡した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...プログラムの定つてゐる日は到底拙者などお伴の栄には預れないので……うつかりしてゐた...
牧野信一 「凸面鏡」
...フロラは一つお得意のロココ風の踊りを批露すべしだ――プログラムまでがきまつてゐた...
牧野信一 「寄生木と縄梯子」
...ここに自分の試みたいと思う研究のプログラムを提出し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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