...幾人かのプチブルジョアが多くなる位ゐの結果になりはしないか...
有島武郎 「私有農場から共産農団へ」
...大道――プチブル生活のみじめさをおもひだす...
種田山頭火 「行乞記」
...プチブル爺に対して腹が立つた...
種田山頭火 「行乞記」
...I君は相かはらずプチブルボツチヤンだつた...
種田山頭火 「行乞記」
...湯田に於けるプチブルくさい遊蕩ぶりは恥づかしい...
種田山頭火 「其中日記」
...昨年のやうなプチブル的な旅は嫌だ...
種田山頭火 「其中日記」
...此頃は郵便も来ないのか!プチブル奥さんの会話を聞くともなく聞く...
種田山頭火 「其中日記」
...プチブル的ではないか...
種田山頭火 「旅日記」
...連句はその末流の廃頽期(はいたいき)に当たって当時のプチブルジョア的有閑階級の玩弄物(がんろうぶつ)となったために...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...単に彼等の現在の身分が事実上ブルジョア乃至プチブルジョア(結局ブルジョアジー)にぞくしているばかりではなく...
戸坂潤 「技術の哲学」
...中間層としての(プチブル・)インテリゲンチャが...
戸坂潤 「技術の哲学」
...学生各個の生活を保証しているブルジョア又は相当高級なプチブルジョアにぞくする父兄によって...
戸坂潤 「技術の哲学」
...その成素が一応ブルジョア又はプチブルジョアの子弟であったにせよ...
戸坂潤 「技術の哲学」
...この「プチブル」イデオロギーは小ブルジョアジーを裏切らねばならない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...と貴婦人方やプチブルマダム達は考えるのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...超俗物派的プチブルインテリ哲学の...
戸坂潤 「思想としての文学」
...それを主にプチブルの気分の反映として見ることは多少疑問の余地があるでしょう...
戸坂潤 「読書法」
...或ひはプチブル間の娯楽となり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
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