...全くのブランクである...
海野十三 「軍用鼠」
...私は絵巻物をくり拡げるように一分間分のブランクもないように...
大庭武年 「旅客機事件」
...あとは、ブランク...
太宰治 「散華」
...十一月九日ブランクだ...
種田山頭火 「其中日記」
...十一月十四日――十七日ブランク...
種田山頭火 「其中日記」
...人生は時々ブランクがあつてもかまはない...
種田山頭火 「其中日記」
...(閣下等は上のブランクを自らうずめるがよい)『追――以上の陳述を読み直した時...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...その形に現われない充実したブランクな行間は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ブランク芝居(しばい)代行業者は喜んで適任の俳優を手配し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...ブランク社の社員が時刻通りに現れ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...ブランク社長が直々に指示され...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...白(ブランク)ならば未だしも救はれる...
牧野信一 「明るく・暗く」
...一ヵ年と四五ヵ月にわたる空白(ブランク)時代がはさまっている...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)」
...そういう表にすれば欲ばってやるとお思いになるのでしょう? 一日だってブランクを出すのは心苦しいと思うとお思いになるのでしょう? くやしいこと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(スティムなしですから)風邪と一緒にブランクが出来て変になって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...咲のすることはブランクになればなったで国がむくれるならばむくれていればよいのです(私の辛棒もいることですが)そうして...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その台帳を無記入(ブランク)の屍体検案書と一緒に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...などという十日間も空白(ブランク)であったことを知らん後世の者の偽作だということが……」ここまでいった時...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
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