...全くのブランクである...
海野十三 「軍用鼠」
...こっちがあくまで受動的に白紙(ブランク)のままで...
谷譲次 「踊る地平線」
...十一月十四日――十七日ブランク...
種田山頭火 「其中日記」
...五月廿九日――六月九日この間ブランク...
種田山頭火 「其中日記」
...人生は時々ブランクがあつてもかまはない...
種田山頭火 「其中日記」
...その形に現われない充実したブランクな行間は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...私の三年あるいは五年のブランクは...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...睡眠という空白(ブランク)の時間をこの場合に持ち出すのは人間に対する侮辱である...
北條民雄 「頃日雑記」
...ブランク社長が直々に指示され...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...白(ブランク)ならば未だしも救はれる...
牧野信一 「明るく・暗く」
...ワシントン ブランクビョウイン エス・ヘール部屋は水をうったようにしんとなりました...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...そういう表にすれば欲ばってやるとお思いになるのでしょう? 一日だってブランクを出すのは心苦しいと思うとお思いになるのでしょう? くやしいこと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...このブランクは十七日前後までに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そのブランクを埋めるものですね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私にはブランクの時がはさまっているから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その台帳を無記入(ブランク)の屍体検案書と一緒に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...などという十日間も空白(ブランク)であったことを知らん後世の者の偽作だということが……」ここまでいった時...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
...まるでブランクといってもよかった...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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