...ノオトに一頁ばかりブランクが出来た時分...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...全くのブランクである...
海野十三 「軍用鼠」
...あとは、ブランク...
太宰治 「散華」
...こっちがあくまで受動的に白紙(ブランク)のままで...
谷譲次 「踊る地平線」
...十一月九日ブランクだ...
種田山頭火 「其中日記」
...五月廿九日――六月九日この間ブランク...
種田山頭火 「其中日記」
...人生は時々ブランクがあつてもかまはない...
種田山頭火 「其中日記」
...七月廿一日ブランク、ブランク、いつさいがつさいブランクで...
種田山頭火 「旅日記」
...その形に現われない充実したブランクな行間は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...私の三年あるいは五年のブランクは...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...それはあのへんのところになると中野の譯はまだ草稿のままでブランクなどがかなりあるからだ...
堀辰雄 「(アンデルゼンの「即興詩人」)」
...そこでブランク社に電話したら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...白(ブランク)ならば未だしも救はれる...
牧野信一 「明るく・暗く」
...一ヵ年と四五ヵ月にわたる空白(ブランク)時代がはさまっている...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)」
...そういう表にすれば欲ばってやるとお思いになるのでしょう? 一日だってブランクを出すのは心苦しいと思うとお思いになるのでしょう? くやしいこと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(スティムなしですから)風邪と一緒にブランクが出来て変になって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私にはブランクの時がはさまっているから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その台帳を無記入(ブランク)の屍体検案書と一緒に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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