...ノオトに一頁ばかりブランクが出来た時分...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...次の頁は空白(ブランク)だった...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...全くのブランクである...
海野十三 「軍用鼠」
...私は絵巻物をくり拡げるように一分間分のブランクもないように...
大庭武年 「旅客機事件」
...あとは、ブランク...
太宰治 「散華」
...こっちがあくまで受動的に白紙(ブランク)のままで...
谷譲次 「踊る地平線」
...十一月九日ブランクだ...
種田山頭火 「其中日記」
...その形に現われない充実したブランクな行間は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...私の三年あるいは五年のブランクは...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...十年間ほどのブランクがあったのだからな...
古川緑波 「富士屋ホテル」
...それはあのへんのところになると中野の譯はまだ草稿のままでブランクなどがかなりあるからだ...
堀辰雄 「(アンデルゼンの「即興詩人」)」
...ブランク芝居(しばい)代行業者は喜んで適任の俳優を手配し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...ブランク社長が直々に指示され...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...白(ブランク)ならば未だしも救はれる...
牧野信一 「明るく・暗く」
...そういう表にすれば欲ばってやるとお思いになるのでしょう? 一日だってブランクを出すのは心苦しいと思うとお思いになるのでしょう? くやしいこと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...このブランクは十七日前後までに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...米国機密局の白紙命令(ブランクオーダー)を受けました小生が...
夢野久作 「暗黒公使」
...などという十日間も空白(ブランク)であったことを知らん後世の者の偽作だということが……」ここまでいった時...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
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