...フワフワと飛び越しました...
海野十三 「崩れる鬼影」
...空中をフワフワ飛んでゆく白衣(びゃくい)の怪人が現れたかと思うと...
海野十三 「崩れる鬼影」
...なにかフワフワした白いものが転がって来た...
海野十三 「深夜の市長」
...フワフワとその身辺に漂わせていた...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...大きなコウモリのようなはねで、フワフワと、空を飛ぶんだもん...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...また、フワフワと、目の前にただよっているものがあります...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...かれの心臓のあたりをフワフワ漂っていた...
江戸川乱歩 「影男」
...この部屋がフワフワと...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...黒い水の上にフワフワとただよって...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...文明の平分線からウント北へあがった……ひとの領土を自分のほうへ引きつける力のある磁石を載せてフワフワ飛びまわるという「ガリヴァー旅行記」の〈飛ぶ島〉……これぞと思う国があると...
久生十蘭 「だいこん」
...漂う如くにフワフワと有明荘の方へ近づいて行く...
久生十蘭 「魔都」
...空中を飛ぶ生首のように暗い房にフワフワと浮いて...
平山蘆江 「怪談」
...フワフワとしてゐて何の手応へもないのが...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...全く誇張でなしに小圓太は圓生の住居中をフワフワフワフワ他愛なく飛んで歩いていた...
正岡容 「小説 圓朝」
...フワフワ工合に於ては...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...フワフワと柔く固まった処を出して玉子の白身の雪のように泡立たせたのを混ぜるのだ...
村井弦斎 「食道楽」
...鋸屑(おがくず)のフワフワ積った小径の上に...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...君の過去を思い出させる第一回の実験をやってみるんだから……」私はもう半分夢遊病にかかっている気持ちでフワフワと椅子から離れた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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