例文・使い方一覧でみる「フランネル」の意味
スポンサーリンク...彼の赤いフランネルの毛布を畳んで... 
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...フランネルの手首までの襯衣（しゃつ）は着て出たが...
泉鏡花 「薄紅梅」
...所が今のフランネルのような布で包んである梵本は焚くと臭いから火を焚くには用いない...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...「此間何も敷かずに晝寢をして腹を冷やしたのが因らしい」といかにも殘念さうに言つて文太郎は彼の股をくゞらせて居たフランネルを力を入れてぐつと引締めた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...それでもフランネルのシャツは...
太宰治 「おしゃれ童子」
...綿フランネルの寝間着の襟（えり）へ...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...そしてその襟のはだけた下にフランネルと浴衣の重ね着をしている所を見ると...
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」
...妻は薔薇色のフランネルの部屋着を着ていて...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...他の二人はフランネルの服をつけた男で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...赤い綿フランネルだのメリンスの半襟だの私はおいよさんの為めに買つて来た...
長塚節 「隣室の客」
...手に持（も）つた赤いフランネルのくる／＼と巻（ま）いたのを...
夏目漱石 「それから」
...あまり美しくもない赤フランネルに...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...「フランネルの古切なんですけどね...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...――あのフランネルは古物だし...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...金巾（かなきん）やフランネルの布地（きれじ）も主（おも）であり...
長谷川時雨 「鬼眼鏡と鉄屑ぶとり」
...しみ一つ無いフランネル服を着て...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...膚（はだ）につけていたフランネルの上着には印（しるし）がありました...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...縞フランネルの襯衣（シャツ）をカラーなしで着た青年が...
宮本百合子 「「鎌と鎚」工場の文学研究会」
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