...フラフラとどっかへ出掛けるんです...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...フラフラとくずおれそうであった...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...あとには、かくばったロボットの首ばかりが、フラフラと、宙(ちゅう)に浮いているのです...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...頭もフラフラした...
中原中也 「亡弟」
...このようなフラフラした字になります」「なるほど」石津右門と大垣伊右衛門は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...済まねえ」平次はフラフラと首をしゃくって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...夜中にフラフラとお六を殺したくならないものでもあるまい――と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お秀はフラフラとお勢を殺す氣になつたんだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何処へとも無くフラフラと行ってしまったそうですよ」「しまった...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...フラフラとはいりこんだなどと突っ張るのには...
久生十蘭 「あなたも私も」
...奴等只でさへ腰がフラフラしてゐるんだ...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...フラフラと歩いて...
三好十郎 「胎内」
...だからこうしてフラフラしてんの...
三好十郎 「肌の匂い」
...しかたが無いから、俺は、やつぱり、ウジ虫のように、浮雲のように、プワプワ、フラフラと、今日ただ今、自分にとつて眞實だと思われるものを追つて歩く以外に無いのであろう...
三好十郎 「肌の匂い」
...高い熱のためにフラフラ致しますのを構わずに...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...わからない声をあげてフラフラと前へのめった...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...フラフラしながら扉(ドア)にぶつかった...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...呉青秀の子孫としての心理遺伝的夢遊をフラフラと初めるか初めないか……又は自分はどこそこの何の某(それがし)という者で...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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